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元IT社長48歳「アイドル」歌手デビュー

アイドルになる夢を実現するため、メジャーデビューする佑多田三斗
アイドルになる夢を実現するため、メジャーデビューする佑多田三斗

 元ITベンチャー企業の会長でインディーズで音楽活動していた佑多田三斗(うただ・さんと=48)が、メジャーデビューすることが17日、分かった。歌手として活躍するという夢を追う佑多田を、IT企業やベンチャー企業の経営者仲間35人が全面支援。メジャーデビュー曲「つぼみ」を23日に発売する。

 2年8カ月前、従業員50人を抱えた会社を倒産させてしまった。以前から佑多田の夢を聞いていたベネフィット・ワンの白石徳生社長が音頭を取る形で「応援する会」が発足。フルキャストホールディングスの平野岳史取締役、ソリマチの反町秀樹社長ら35人から、メジャーデビューに向けた資金約800万円の提供を受けた。佑多田は仲間の気持ちに感謝しつつ「生きているうちは現役ですから。最初で最後のチャンスを必ずモノにします!」と張り切っている。

 実はアイドル歌手志望だった。東京・堀越高校時代は松本伊代や柏原芳恵が同期で、1学年下に早見優がいた。夢だったジャニーズ事務所入りはかなわなかったが、少年隊錦織一清は幼なじみだ。アイドルになれなかった悔しさは今も忘れていない。メジャーデビューにこぎ着けた今、「気持ちはジャニーズシニアです」と声を弾ませる。

 「つぼみ」のプロモーションビデオには、親交もあり“師匠”と慕う川崎麻世や尊敬しているという竹内力も友情出演している。「こんなに環境に恵まれて、あとはやるだけです」。

 デビュー曲をヒットさせるため、自ら宣伝・営業マンとなり、全国100カ所10万人動員を目標にしたキャンペーンを実施する。「つぼみ」は演歌ではなく、歌謡曲。目指すは「中年のアイドル歌手」という。【山田準】

 ◆佑多田三斗(うただ・さんと)1965年(昭40)9月16日、東京都生まれ。10代で劇団に入り、アイドル歌手を夢見て堀越高に進学。富士大卒業後、複数の仕事を経て起業し、ITベンチャー企業の会長に就任。09年にインディーズでシングル「サブプライム哀歌」を発売し、日本有線大賞奨励賞受賞。芸名は日本コロムビア平沢創会長の言葉「早く歌を出さんと」から命名。176センチ、血液型B。

 [2013年10月18日7時18分 紙面から]

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