朝鮮総連本部、50億円で落札=モンゴル系企業か—土地建物の再入札・東京地裁

 宗教法人が落札したものの、最終的に購入を断念したため行われた在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部(東京都千代田区)の土地建物の再入札で、最も高い価格を付けた人を決める「開札」が17日、東京地裁であり、モンゴルの会社とみられるAvar Limited Liability Companyが50億1000万円で落札した。入札の下限額は前回と同じ約21億3000万円で、入札は2件だった。

 最高額入札者の適格性などに問題がなければ、22日に地裁が売却許可の決定を出す。決定の確定日から通常1カ月以内に代金納付期限が指定され、納付されれば所有権移転登記が行われて、北朝鮮の「大使館」的な役割を果たしてきた中央本部が第三者の手に渡ることになる。 

[時事通信社]

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