医療観察病棟については、わからないことが多い。調べるしかなかったので、厚労省に、情報公開請求をかけ続けた。 入手した資料をよく読むと、またわからないところが出てきて、電話でも確認した。
2年前は、担当者とやりとりをしながら、理解していった。
ようやく、わかりかけて次の疑問点を確認しようとしたら、担当者が異動。
次の年の担当者と、また一からやり直しの確認作業。
ようやく、わかりかけて次の疑問点を確認しようとしたら、担当者が異動。
今年の4月、また、新しい若手職員が配属になり、一からやり直しの確認作業。
担当者が質問してもわからないので、説明した。「確認しますので、ちょっと待って下さい」ばかり。
「わかる方を出して下さい」と伝えると、電話を保留にしてから「外出しています」との答え。
「何時頃、戻られますか」と尋ねても「こちらで確認してから連絡します」ばかり。上司が出てこない(これは県も一緒)
ちらっと聞いたところによると、厚労省は、人手が足りなくてハードらしい。若手が酷使されているようだ。
「天下りの爺さんたちをファイリング作業やコピーで使えばいいのに」と伝えると
「元上司は使えない」とボソリ。
医療観察病棟の部署なのに、医療観察病棟について詳しい専門職員がいない。
各県から来た書類を、ただ黙々と流れ作業のように回すだけ。
医療観察病棟の会議のときは、外部から専門家(司法関係、精神医療関係)を呼ぶ。
その専門家も決まったメンバーのようだ。
医療観察病棟の監査委員もお抱え医師だらけ。このお抱え医師たちを厚労省が任命している(厚労省は各厚生局が任命すると言っていたが、近畿厚生局は厚労省が任命していると言っていた。どちらが正しいかまだ未確認。)
専門職員がいないから、調査することも、展望ある計画を立案することもない。
要る要らないは関係なく、建設推進の惰性が続く。