:2013/10/18 (金) 01:38
きょうはドル売りの動きが強まっており、カナダドルも対ドルで上昇、ドルカナダは1.02台後半に下落している。
ただ、一部ではカナダドルは全体の流れに追随して買われているものの、いずれ元のレンジに戻すとも指摘されている。
今回の米財政協議の混乱で、FRBによるQE縮小開始は当初より遅れることになれば、それはカナダドルにとってはポジティブな材料となるだろう。しかし、米経済が鈍化を示し始めるようになれば、逆にカナダドルにとってはネガティブな材料となり、カナダドル売りに繋がる可能性もあるという。
さらに、来週はカナダ中銀の政策委員会が予定されている。カナダ中銀総裁は「同国の成長は緩やかな上昇傾向は見られるものの、期待ほどではないと言うほうが適当」と景気への懸念を示していた。直近の声明では将来の利上げの可能性を指摘した文言を温存しているが、もしかすると削除される可能性も、無きにしも非ずといった状況もある。
USD/CAD 1.0287 CAD/JPY 95.18