日本工作機械工業会(東京・港)が17日発表した9月の工作機械受注額(確報値)は前年同月比6.3%減の1006億5700万円で、17カ月連続で前年同月実績を下回った。内需は3カ月連続増と回復基調にあるが、外需の低迷でマイナスが続いている。
内需は36.3%増の422億5600万円で、2008年秋のリーマン・ショック後では単月で最高額となった。円高修正による製造業の収益改善などが受注を押し上げた。一般機械向けが49.3%増、自動車向けが54.0%増といずれも2カ月連続で増加した。
外需は23.6%減の584億100万円で12カ月連続で減少した。欧米は堅調だが、電気・精密向けが低迷する中国が57.6%減と足を引っ張っている。
牧野二郎副会長(牧野フライス製作所社長)は同日の記者会見で「内需は明らかに潮目が変わった。中国が低迷するため一本調子で上がるかは微妙だが、顧客の投資意欲は上向いている」と話した。
牧野二郎
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