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事件
警視庁巡査長が行方不明に 実弾入り拳銃所持 「騒音苦情現場に向かう」
2013.10.16 12:17
[行方不明・失踪]
警視庁綾瀬署中央本町交番の男性巡査長(24)が宿直勤務中の15日深夜から行方不明になっていることが16日、警視庁への取材で分かった。巡査長は実弾5発が装填(そうてん)された拳銃を所持。同日未明には自転車や制帽、無線機が見つかっており、警視庁は事件と事故の両面で調べている。
地域総務課によると、巡査長は15日午後11時ごろ、50代の男性巡査部長に「騒音の苦情の現場に向かう」と伝え、東京都足立区中央本町の交番から自転車で出発。同11時半ごろに綾瀬署からの無線に応答したが、直後の巡査部長からの無線には応答せず、公用と私用の携帯電話もつながらない状態が続いている。
綾瀬署員らが捜索し、16日午前1時半ごろ、交番から南東に約2キロ離れた同区西綾瀬の路上で、巡査長の自転車を発見。同5時ごろには同区西綾瀬の小川の中から制帽と無線機が見つかった。発見現場に争ったような跡や目立った血痕はないという。
巡査長は15日午後5時ごろから交番で勤務していたが、変わった様子はなかったという。騒音の現場は、自転車などの発見現場とは反対の同区平野の住宅街とみられ、同課は苦情の有無も含めて確認している。
巡査長は平成23年4月に警視庁に入庁し、同10月に綾瀬署地域課に配属されていた。
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