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国際
怨嗟、悲鳴…米デフォルト回避も国民生活混乱 政治不信増幅
一方、サウスカロライナ州コロンビアでは病と闘う少女の家族が悲鳴を上げていた。
3歳のエリザ・オニールちゃんは7月、進行とともに会話や歩行などの能力が失われる遺伝性の難病と診断された。治療法は臨床実験目前だが、政府機関閉鎖で手続きが進まない状態に陥った。病気の進行を毎日、目の当たりにする家族にとって悲痛な問題だ。
エリザちゃんの祖母、ドロレス・オニールさんは「議会は子供たちの命を脅かしている」と訴える。
16日間にわたって積み重なった米国民の怒りはようやく政治決着につながった。ただし、政府機関閉鎖がもたらした混乱が政治への信頼に大きな傷を残したことは間違いない。
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