できごと「調査がきちんとされたか、報道機関は表に」元慰安婦報告書問題で橋下氏2013.10.17 19:10

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できごと

「調査がきちんとされたか、報道機関は表に」元慰安婦報告書問題で橋下氏

2013.10.17 19:10 west政治
日本維新の会共同代表・橋下徹大阪市長(志儀駒貴撮影)

日本維新の会共同代表・橋下徹大阪市長(志儀駒貴撮影)

 慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の「河野洋平官房長官談話」の根拠となった元慰安婦16人の聞き取り調査がずさんだったと産経新聞が報じたことについて、日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は17日、「きちっとあのような事実は報じてもらいたい」と評価し、「調査がきちんとされたのかどうかについて、各報道機関にきちんと報道してもらいたい」と述べた。大阪市役所で記者団の取材に答えた。

 橋下氏は「戦場の性の問題はみんなが反省し、二度とやらないという決意をしないといけない」と指摘した上で、「河野談話を引き合いに日本特有の問題として世界に流布されるのは違う」と主張した。

 慰安婦問題をめぐっては朝日新聞が13日の紙面で、韓国以外でも実態調査を進めるとしていた当時の日本政府が、実際には東南アジアでの調査を回避していたと報じている。橋下氏は「朝日の報道を否定することも考えていない。(慰安婦制度について)日本国民は普通に生活する上で情報を得る機会がないので、調査がきちんとされたのかどうかについて、各報道機関にはきちんと報道してもらいたい」と述べた。

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