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事件
【尼崎連続変死】ドラム缶遺体の裁判員選任 事件の端緒、多数が辞退
2013.9.20 18:09
[刑事裁判]
兵庫県尼崎市の連続変死の端緒となったドラム缶遺体事件で、傷害致死罪などに問われた3被告の裁判員選任手続きで、神戸地裁は20日、裁判員6人と補充裁判員4人を決めた。初公判は25日で、判決の10月31日まで在任期間は1カ月を超す。
地裁は多数の辞退者を想定し、通常より多い270人を候補者に選び、184人を呼び出したが、出席は48人だった。
3被告は2011年11月、尼崎市の貸倉庫でドラム缶からコンクリート詰めで見つかった大江和子さん=当時(66)=の長女、次女とその元夫。
弁護側は、事件の中心とされる角田美代子元被告=自殺、当時(64)=の影響で、3人とも善悪を判断できる精神状態ではなかったとして無罪を主張する方針。連続変死事件で起訴された元被告の親族ら7人は大江さんの死亡には関与しておらず、対象外となる。
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