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福島 しらす3年ぶりに出荷
10月14日 14時23分

福島 しらす3年ぶりに出荷
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今月11日に3年ぶりに再開された福島県沖での試験的な漁で水揚げされたしらすの出荷が、14日から始まりました。

福島県相馬市の水産会社では、午前7時から漁協関係者や卸業者が、ゆでて加工したしらすの出荷作業にあたりました。
14日出荷されたおよそ900キロのしらすは、地元の相馬双葉漁協が今月11日に原発事故後3年ぶりに水揚げしたもので、出荷前に行われた放射性物質の検査では、生の状態と加工した状態の2回の検査で、いずれも放射性物質は検出されませんでした。
出荷されたしらすは、早速、地元の小売店などの店頭に並び、相馬市のスーパーマーケットでは、午前9時半の開店と同時に買い物客たちが検査証明書を見たり、鮮度のよさを確かめたりして、買い求めていました。
福島県沖でとれたしらすは、15日には東京の築地市場でも取り引きが行われる予定です。
しらすを購入した66歳の女性は「販売を待っていたのでうれしいです。やっぱり地元のものが一番です。大根おろしやかきあげにして、早速食べます」と話していました。
しらすを販売したスーパーの店長の濱名良一さんは「しらすの販売を待っていたお客さんがいてうれしかったです。以前のように多くの種類の魚が販売できることを願っています」と話していました。

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