落合GMが会見
プロ野球中日ドラゴンズのゼネラルマネジャー(GM)就任が決まった落合博満氏(59)が11日、名古屋市中区のクラブ東海で記者会見し、「優勝するチームをつくらないと意味がない」と意気込みを語った。
2004年から8年間の監督時代には4度のリーグ優勝。07年にはリーグ2位からクライマックスシリーズを勝ち抜き、53年ぶりの日本一も達成した。3季ぶりの中日復帰に、落合氏は「監督以上に責任は重い」と表情を引き締めた。
球団初のGMは、谷繁元信捕手(42)の選手兼任監督就任を踏まえ、編成面を中心に新監督を補佐する役職として新設。落合氏は「現場はすべて監督任せ。あくまでも谷繁率いる中日ドラゴンズを前面に出して戦っていかないといけない」と黒子に徹する考えを示した。
契約条件や職務権限については後日の協議に持ち越され、佐々木崇夫球団社長は「これから整理して決めたい」と説明した。