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安倍首相、在任中の靖国参拝に強い意欲示す
安倍首相は、靖国神社の秋の例大祭に合わせた参拝を見送る意向を固め、真榊(まさかき)を奉納した。
安倍首相は、関係改善に向けた中国や韓国への配慮とともに、台風26号への対応に万全を期すことなどから、参拝を見送った。安倍首相は参拝を見送るとともに、「内閣総理大臣 安倍晋三」の名前で供え物の「真榊」を奉納した。春の例大祭の際も同様の対応を取っていた。
参拝について安倍首相は周辺に対し、「どうするか考えている。難しい」と漏らすなど、ぎりぎりまで悩んでいたという。別の首相周辺は「官邸メンバーの多くが参拝を見送るべきとの考えで、その流れをがっちり固めてしまった」と指摘している。一方で、安倍首相は在任中の参拝に強い意欲を示しているということで、今後、改めて検討していくとみられる。
こうした中、参議院で17日、各党の代表質問が行われている。民主党・郡司参院議員会長が「成長戦略の恩恵は、企業ではなく国民の生活に還元されるべき」とただしたのに対し、安倍首相は「私の成長戦略の目指すところは、企業の競争力強化を図り、頑張る人たちの雇用拡大、収入増大につなげることだ」などと答えた。
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