本ブログは１０月末日をもって閉鎖させていただくことといたしました。
コメント (0) |
有料化はgooメールだけであり、ブログ有料化は告知されていない。
このように知人から指摘されました。
よくよく読むと、確かに。。。
ムジナの早とちりでした。
申し訳ありません。
引越し先を確保してしまいましたので、このまま移転を進めます。
本ブログは時を経て閉鎖いたします。
このように知人から指摘されました。
よくよく読むと、確かに。。。
ムジナの早とちりでした。
申し訳ありません。
引越し先を確保してしまいましたので、このまま移転を進めます。
本ブログは時を経て閉鎖いたします。
コメント (0) |
玉が無いところから、ポジションを取る出発点はいくつかあります。
単純なものは、期先の新甫を売ることです。
しかし、これでは無勝手流ともいえますので、穀物系商品のサヤすべり取りでは「先３本が新高値を見せたとき」というルールを採用した相場師が多くいました。
これはサヤ取り屋から見れば３本３本の動きといわれるやつでして、期中カイ−期先ウリの待機(もしくは斥候の出動)のシグナルとなるものです。
サヤすべり取りの出発点とサヤ取りのシグナルは同じところなのですね。
(妙になつかしい講釈になってしまいました)
一方、オフショア人民元／米ドルの先物ではこのような動きは観測されません。
ですので、ムジナは無勝手流の新甫で売って逆行を売り上がる方法を採用しました。
３ケ月後には限月移動してサヤがすべることになりますので、移動前に毎月１単位、計３単位までを１限月あたりの最大枚数としました。
実際のところは、あまりの変動のなさに拍子抜けするくらいの凪状態であり、まさに「買い手にとって上げない相場は悪い相場」という格言を思い出します。
うっちゃっておけ、ただそれだけです。
チマチマ主義のムジナにとってはカメの歩み的トレードになりますので、方針に合います。
ですが、これはマズイですね。
緊張感がまったくありません。大きな嵐がやってきたら、慌ててエンジンを噴かすことになりかねません。
単純なものは、期先の新甫を売ることです。
しかし、これでは無勝手流ともいえますので、穀物系商品のサヤすべり取りでは「先３本が新高値を見せたとき」というルールを採用した相場師が多くいました。
これはサヤ取り屋から見れば３本３本の動きといわれるやつでして、期中カイ−期先ウリの待機(もしくは斥候の出動)のシグナルとなるものです。
サヤすべり取りの出発点とサヤ取りのシグナルは同じところなのですね。
(妙になつかしい講釈になってしまいました)
一方、オフショア人民元／米ドルの先物ではこのような動きは観測されません。
ですので、ムジナは無勝手流の新甫で売って逆行を売り上がる方法を採用しました。
３ケ月後には限月移動してサヤがすべることになりますので、移動前に毎月１単位、計３単位までを１限月あたりの最大枚数としました。
実際のところは、あまりの変動のなさに拍子抜けするくらいの凪状態であり、まさに「買い手にとって上げない相場は悪い相場」という格言を思い出します。
うっちゃっておけ、ただそれだけです。
チマチマ主義のムジナにとってはカメの歩み的トレードになりますので、方針に合います。
ですが、これはマズイですね。
緊張感がまったくありません。大きな嵐がやってきたら、慌ててエンジンを噴かすことになりかねません。
コメント (0) |
本ブログはgooという業者の無料版を利用しています。
先日、そのgooから無料版は来年３月で利用停止する旨の案内がありました。
有料版に移行することもできますが、お金を払って世の役に立たないヨタ話を書くことは、普段からマネーを扱う仕事をしている身としては経済合理性に合わない行為となります。
無料版の利用期限までまだ半年を残しておりますので検討する時間は残されております。しばらくの間、考えたいと思っています。
2013/09/07 記
現時点における選択肢は、
�（頂�
��他の業者が無料で提供するところに移転
です。
2013/09/08 記
先日、そのgooから無料版は来年３月で利用停止する旨の案内がありました。
有料版に移行することもできますが、お金を払って世の役に立たないヨタ話を書くことは、普段からマネーを扱う仕事をしている身としては経済合理性に合わない行為となります。
無料版の利用期限までまだ半年を残しておりますので検討する時間は残されております。しばらくの間、考えたいと思っています。
2013/09/07 記
現時点における選択肢は、
�（頂�
��他の業者が無料で提供するところに移転
です。
2013/09/08 記
コメント (3) |
ムジナは、複数口座−複数銘柄−複数売買法を採り入れています。
投下する時間や労力は小さくないですが、本業に影響を与えることなく継続できています。
銘柄を固定し、その銘柄に合わせた方法で売買し、固定した口座の資金の範囲内で行います。これが複数あるわけです。
例えば、
欧州Ａ口座：債券先物、短期金利先物のサヤ出世取り（銘柄間のサヤ取りもやる）
日本Ｂ口座：原油−ガソリン−灯油のサヤ取り（組み合わせ多数）
米国Ｃ口座：ＶＩＸ先物のサヤ取り（期近ウリ−期先カイのパターン２のみ）
という具合です。
これは、銘柄分散−手法分散−時間枠分散−通貨分散となりますので、合算すると手に負えない損失を避けられる効果があります。Ａは損失、Ｂも損失、Ｃで利益、トータルで月間プラスという具合です。
その一方で、突出した利益を短期間で挙げることはできなくなります。つまり、「１万円を１億に」とか「トレードで楽々生活しよう」などの景気の良いことは捨て、堅牢性を求めた結果です。マネーの増えるスピードはカメの歩みのような感じですが、それで充分です。
人民元／米ドルのサヤすべり取りを追加する前は、計１２の売買をしていました。ただし、休みのルールを採り入れているので同時に実行するのは５〜６です。
ここに更に１つの売買を加えることになるわけですが、検討項目は、
�．汽笋垢戮蠎茲蠅和召稜簀磴帆蟯悗�あるか（相関が無い方が良い）
�⊃楊姥機進謄疋襪涼容阿�は他の銘柄と相関があるか（相関が無い方が良い）
��トレード労働過多にならないか
�て�本への資金還流スキームは問題ないか
となりました。
この他にブローカーに口座開設をする手間や労力が発生します。
�´△任垢�、相関は非常に低いと思いました。実際、シリア情勢で株式・債券・エネルギー・ボラティリティ指数が大きく動きましたが、人民元／米ドルは穏やかでした。
��ですが、平日に約９０分、土曜日に約１２０分（日曜日は完全休業）をトレードに割いているところに約１０分を追加すれば良いと見積もりました。複数トレードは頭の切り替えが必要ですが、加齢に伴う能力低下を加味しても継続できると考えました。また、毎日注文を出すことはなく、月に１回、多くても２〜３回で済みますので、重荷にはなりません。
投下する時間や労力は小さくないですが、本業に影響を与えることなく継続できています。
銘柄を固定し、その銘柄に合わせた方法で売買し、固定した口座の資金の範囲内で行います。これが複数あるわけです。
例えば、
欧州Ａ口座：債券先物、短期金利先物のサヤ出世取り（銘柄間のサヤ取りもやる）
日本Ｂ口座：原油−ガソリン−灯油のサヤ取り（組み合わせ多数）
米国Ｃ口座：ＶＩＸ先物のサヤ取り（期近ウリ−期先カイのパターン２のみ）
という具合です。
これは、銘柄分散−手法分散−時間枠分散−通貨分散となりますので、合算すると手に負えない損失を避けられる効果があります。Ａは損失、Ｂも損失、Ｃで利益、トータルで月間プラスという具合です。
その一方で、突出した利益を短期間で挙げることはできなくなります。つまり、「１万円を１億に」とか「トレードで楽々生活しよう」などの景気の良いことは捨て、堅牢性を求めた結果です。マネーの増えるスピードはカメの歩みのような感じですが、それで充分です。
人民元／米ドルのサヤすべり取りを追加する前は、計１２の売買をしていました。ただし、休みのルールを採り入れているので同時に実行するのは５〜６です。
ここに更に１つの売買を加えることになるわけですが、検討項目は、
�．汽笋垢戮蠎茲蠅和召稜簀磴帆蟯悗�あるか（相関が無い方が良い）
�⊃楊姥機進謄疋襪涼容阿�は他の銘柄と相関があるか（相関が無い方が良い）
��トレード労働過多にならないか
�て�本への資金還流スキームは問題ないか
となりました。
この他にブローカーに口座開設をする手間や労力が発生します。
�´△任垢�、相関は非常に低いと思いました。実際、シリア情勢で株式・債券・エネルギー・ボラティリティ指数が大きく動きましたが、人民元／米ドルは穏やかでした。
��ですが、平日に約９０分、土曜日に約１２０分（日曜日は完全休業）をトレードに割いているところに約１０分を追加すれば良いと見積もりました。複数トレードは頭の切り替えが必要ですが、加齢に伴う能力低下を加味しても継続できると考えました。また、毎日注文を出すことはなく、月に１回、多くても２〜３回で済みますので、重荷にはなりません。
コメント (0) |
８月１７日のブログに記したサヤすべり取りの内容を数回にわたって紹介することにしました。
口座開設の難易度が低くない(面倒)なこと、サヤすべり取りの売買ルールにまで踏み込むことはないこと、本ブログ閉鎖に至ったときは記事抹消するので時間限定公開になること、世の中に少しだけ還元することでお役に立てるかもしれないこと、などが動機です(ブログ閉鎖を決意したわけではありませんが)。
なお、先物のサヤに関することは説明を省きます。サヤがわからない方は他で勉強してきてください。
では、はじめます。
銘柄は香港取引所の人民元／米ドルの通貨先物です。
この銘柄がサヤすべり取りに向いていると判断した理由を挙げます。
�／楊姥気蝋餾櫺�(オフショア人民元)が進んでいるが、米ドルとのレートは中国政府がコントロール(通貨バスケット型管理フロート）しており、大きな変動がない
��７限月制であり、期先は１年先の限月である
�Ｅ�限から期先までのサヤが大きい(一代の値幅が大きい)
�ず澹砲修里發里粒鞠阿�ないので、逼迫型の逆鞘の可能性がない
反面、気になることもあります。
�ッ羚饑�府が人民元安に誘導する政策に転換したら、または完全自由化された後に何かの理由で暴落したら、サヤすべり分が相場変動分に飲み込まれて損失につながる
��出来高・取組高が少ないので成行注文ではなく指値注文にしなければならない
オフショア人民元とは、中国国外で流通する人民元のことです。香港における取扱量が大きいですが、台北、ロンドン、シンガポールでも人民元市場がありますし、2013/09/06のG20ではドイツのメルケル首相がフランクフルトに市場を置きたいと表明しました。なお、ここで言う市場とは、売り方と買い方が出会う場所のことであり、取引所ではありません。
香港取引所では、このオフショア人民元／米ドルの先物を上場しており、納会後には現物の受け渡しも可能になっています。従いまして、現物サヤ取りもできます。
逆に言いますと、中国政府が人民元をコントロールしている間は技術的に習熟していなくてもサヤすべり取りが実行できると私は考えました。いわゆる、鉄板です。
なお、FXのスワップ取りをサヤすべりと取りと表現しているサイトがありますが、あれは間違いです。甘めに言って、「サヤすべり取りもどき」です。
口座開設の難易度が低くない(面倒)なこと、サヤすべり取りの売買ルールにまで踏み込むことはないこと、本ブログ閉鎖に至ったときは記事抹消するので時間限定公開になること、世の中に少しだけ還元することでお役に立てるかもしれないこと、などが動機です(ブログ閉鎖を決意したわけではありませんが)。
なお、先物のサヤに関することは説明を省きます。サヤがわからない方は他で勉強してきてください。
では、はじめます。
銘柄は香港取引所の人民元／米ドルの通貨先物です。
この銘柄がサヤすべり取りに向いていると判断した理由を挙げます。
�／楊姥気蝋餾櫺�(オフショア人民元)が進んでいるが、米ドルとのレートは中国政府がコントロール(通貨バスケット型管理フロート）しており、大きな変動がない
��７限月制であり、期先は１年先の限月である
�Ｅ�限から期先までのサヤが大きい(一代の値幅が大きい)
�ず澹砲修里發里粒鞠阿�ないので、逼迫型の逆鞘の可能性がない
反面、気になることもあります。
�ッ羚饑�府が人民元安に誘導する政策に転換したら、または完全自由化された後に何かの理由で暴落したら、サヤすべり分が相場変動分に飲み込まれて損失につながる
��出来高・取組高が少ないので成行注文ではなく指値注文にしなければならない
オフショア人民元とは、中国国外で流通する人民元のことです。香港における取扱量が大きいですが、台北、ロンドン、シンガポールでも人民元市場がありますし、2013/09/06のG20ではドイツのメルケル首相がフランクフルトに市場を置きたいと表明しました。なお、ここで言う市場とは、売り方と買い方が出会う場所のことであり、取引所ではありません。
香港取引所では、このオフショア人民元／米ドルの先物を上場しており、納会後には現物の受け渡しも可能になっています。従いまして、現物サヤ取りもできます。
逆に言いますと、中国政府が人民元をコントロールしている間は技術的に習熟していなくてもサヤすべり取りが実行できると私は考えました。いわゆる、鉄板です。
なお、FXのスワップ取りをサヤすべりと取りと表現しているサイトがありますが、あれは間違いです。甘めに言って、「サヤすべり取りもどき」です。
コメント (0) |
【本業】
途中で１週間の夏季休暇を挟んだことが理由なのか、全般的には訪問活動量が例月よりも少なく、最終週に一気に契約が上がりました。
個別株のイベント投資の日中足をイメージすれば良いと思います。引け間際に駆け上がるような感じです。
しかし、このような駆け込み計上は管理者にとってはストレス以外の何物でもありません。
「３ケ月連続で未達成かよ。。。今度の改善報告には何を書けばよいのか・・・」と心の中でつぶやきながら、顔は笑顔で管下社員を毎朝送り出していたのですから。
それが最後の２日間でポンポンと数字が伸び始め、今日は休日にもかかわらず夕方５時までオフィスを開けました。
契約書類に不備がないか、大量の書類を小ボスとチェックしてようやく安堵できました。
【副業】
８月成績については特別に記すことはありませんけれども、シリア内戦に英米仏が軍事介入するかも知れないとの報道でマーケットのボラティリティが大きくなったことは９月相場の準備に慎重さを求めることになろうかと思います。
このような荒れ相場は鞘取り屋にとってはチャンスです。しかしながら、逆張りで分割すると玉切れになることがありますので、資金管理を普段以上に絞ることが肝要と思います。
ＣＭＥ暖房油は売買が成立した２０１５年１月限まで逆鞘になってしまいました。今後、内戦がどのようになるのか全くわかりませんけれども、落ち着いてくれば平時の鞘に戻ると思っています。
同様に、東京ガソリンや東京灯油の限月間、金−白金の銘柄間（これは鞘取りもどきですが）も興味深い鞘の形になっています。
あとはボラティリティ指数ですね。
他方、９月にＳＱを迎える債券先物ですが、高格付の日・米・独・加・英はリスク回避の資金流入で下げ止まりが観測されます。
米国の買い入れプログラム停止が気になるところですが、粛々とＳＱ作戦の仕込みをしております。
来週は独のＦＧＢＬがＳＱを迎えますので、９月の売買の良いスタートをしたいと思っています。
ところで、英国議会は軍事介入を否決しましたが、米仏は準備を進めているようです。
自国民の生命を守ることが目的ならば軍隊の出動も許されるでしょうけれども、他国民を守るために自分の税金が使われるのは納得できかねますね。
途中で１週間の夏季休暇を挟んだことが理由なのか、全般的には訪問活動量が例月よりも少なく、最終週に一気に契約が上がりました。
個別株のイベント投資の日中足をイメージすれば良いと思います。引け間際に駆け上がるような感じです。
しかし、このような駆け込み計上は管理者にとってはストレス以外の何物でもありません。
「３ケ月連続で未達成かよ。。。今度の改善報告には何を書けばよいのか・・・」と心の中でつぶやきながら、顔は笑顔で管下社員を毎朝送り出していたのですから。
それが最後の２日間でポンポンと数字が伸び始め、今日は休日にもかかわらず夕方５時までオフィスを開けました。
契約書類に不備がないか、大量の書類を小ボスとチェックしてようやく安堵できました。
【副業】
８月成績については特別に記すことはありませんけれども、シリア内戦に英米仏が軍事介入するかも知れないとの報道でマーケットのボラティリティが大きくなったことは９月相場の準備に慎重さを求めることになろうかと思います。
このような荒れ相場は鞘取り屋にとってはチャンスです。しかしながら、逆張りで分割すると玉切れになることがありますので、資金管理を普段以上に絞ることが肝要と思います。
ＣＭＥ暖房油は売買が成立した２０１５年１月限まで逆鞘になってしまいました。今後、内戦がどのようになるのか全くわかりませんけれども、落ち着いてくれば平時の鞘に戻ると思っています。
同様に、東京ガソリンや東京灯油の限月間、金−白金の銘柄間（これは鞘取りもどきですが）も興味深い鞘の形になっています。
あとはボラティリティ指数ですね。
他方、９月にＳＱを迎える債券先物ですが、高格付の日・米・独・加・英はリスク回避の資金流入で下げ止まりが観測されます。
米国の買い入れプログラム停止が気になるところですが、粛々とＳＱ作戦の仕込みをしております。
来週は独のＦＧＢＬがＳＱを迎えますので、９月の売買の良いスタートをしたいと思っています。
ところで、英国議会は軍事介入を否決しましたが、米仏は準備を進めているようです。
自国民の生命を守ることが目的ならば軍隊の出動も許されるでしょうけれども、他国民を守るために自分の税金が使われるのは納得できかねますね。
コメント (0) |
マーケットに影響を与えそうな予定。備忘のため。
�。昂鄲茖噂機ΑΑΓ藤劭村ヾ�議長の指名。本命はサマーズ？でも上院が承認するか？
�■昂遑隠掘腺隠呼�・・・ＦＯＭＣ。債券買入プログラムの縮小？
��９月２２日・・・ドイツ総選挙。メルケルさんでしょうね、たぶん。
�ぃ后腺隠扱遏ΑΑκ胴餤腸颪悩眄�赤字問題の討論？このままだと、債務上限枠にひっかかり、セクエスタ。
とまあ、目白押しですね。それに加えてシリアですか・・・
日本では消費税率の引き上げ可否の判断も予定されておりました。
�。昂鄲茖噂機ΑΑΓ藤劭村ヾ�議長の指名。本命はサマーズ？でも上院が承認するか？
�■昂遑隠掘腺隠呼�・・・ＦＯＭＣ。債券買入プログラムの縮小？
��９月２２日・・・ドイツ総選挙。メルケルさんでしょうね、たぶん。
�ぃ后腺隠扱遏ΑΑκ胴餤腸颪悩眄�赤字問題の討論？このままだと、債務上限枠にひっかかり、セクエスタ。
とまあ、目白押しですね。それに加えてシリアですか・・・
日本では消費税率の引き上げ可否の判断も予定されておりました。
コメント (1) |
今春、とある専業トレーダーと話をする機会に恵まれました。
このトレーダー（Ｇ氏とします）は、現在はトレード稼業に打ち込みつつ自適の生活をしておりますが、２０年ほど前はセミナー講師を務めたり投資顧問の会報に寄稿するなどして、活発な情報提供もされていました。
また、トレーダーのインタビューを集めた本にも登場されています。
知人に招待されて７名（８名だったかも）の集まりにムジナも参画し、自然と２テーブルに分かれて、ムジナはＧ氏ともう１人のトレーダーの３名で話をしました。
Ｇ氏は個別株中心のテクニカル・メカニカル短期トレードをしています。メカニカルトレードとは、裁量を排除し、統計的に儲かる場面をコンピュータに判断させて自動的に売買をする手法です。
前回このブログで、限月選択のノウハウを書きましたが、一般論としてノウハウは統計をベースにしています。
Ｇ氏は株式を対象にしていますので、海外の商品先物や債券先物を取り扱うムジナとは土俵が異なりますが、統計をベースにする概念は共通しています。
そのＧ氏に質問を投げかけました。
ム「売買ルールが機能し続けているか、毎月検証していますか？」
Ｇ「マストです。それが仕事です」
Ｇ氏は義務だと言いました。日本語ではなく英単語が出てきましたので、妙に印象に残りました。
ム「複数のルールの売買を同時実行しますか？」
Ｇ「します」
このあたりは納得です。売買ルールを複数実行すれば、損益の増減の波は平らになり、手に負えないドローダウンを避けられます。
ルールの分散の程度の差こそあれ、ムジナも採用しています。
売買ルールが機能しているか毎月検証するのが仕事だ、という考えは「さすが専業」と思わせるのに充分でした。
限月選択のノウハウはせいぜい１年に１度程度、過去１０年分を検証する頻度ですから多くの時間を要しません。
しかし短期売買ですと、毎日機能したのか調べる必要があります。小さな優位性を積み重ねる手法ですから、その優位性が消えていないか監視する必要があるわけですね。
ム「その小さな優位性をどうやって探すのですか？例えば、ラリー・ウィリアムズやトム・デマークが発表しているものを使っていますか？」
Ｇ「１００％バクリはありませんが、ベースにはしています。それ以上は秘密」
うーむ、、、やはり教えてくれませんでした。堅いなぁ。
ここで、同じテーブルのもう１人のトレーダーが質問をしました。
『ペアトレードをしますか？』
これ、簡単に口に出たようですが、実は本質を突くものです。
Ｇ氏は察知したのでしょう、「う〜ん、どうでしょうかね・・・」と答をはぐらかせました。
ペアトレードと表現されましたが、単純に売りと買いをやるといったものもありますが、それを発展させるとスタティカルアービトラージ（スタックアーブ）になります。
スタックアーブをしているかどうかという答に発展する可能性があるものですから、Ｇ氏は明確に答えなかったのでしょう。
この後、もう１人のトレーダーが単純なウリ−カイの株式ペアトレードについてムジナに質問してきたものですから（質問の相手が違うでしょ）、「私の専門ではないので・・・」と断りつつも、CME−NDAQの鞘取りは実践しているのでそれを思い浮かべながら相関と時間差とボラティリティについて話をしました。
ノウハウというものは、既に公表されているものもあれば、非公開の自分だけのものもあります。
どちらも、機能し続けているかが重要でして、その定期的検証は避けて通れないと思います。
ムジナは本業で「準備を怠るな」と管下社員に指導していますが、トレードにおける準備には普段の検証作業が含まれるものだと思うわけです。
それにしても、Ｇ氏のガードは堅かったです。
株式の短期売買は守備範囲外なのですが、アーブとなると是非聞きたいところでした。
酒が入り、饒舌だったのに。。。
このトレーダー（Ｇ氏とします）は、現在はトレード稼業に打ち込みつつ自適の生活をしておりますが、２０年ほど前はセミナー講師を務めたり投資顧問の会報に寄稿するなどして、活発な情報提供もされていました。
また、トレーダーのインタビューを集めた本にも登場されています。
知人に招待されて７名（８名だったかも）の集まりにムジナも参画し、自然と２テーブルに分かれて、ムジナはＧ氏ともう１人のトレーダーの３名で話をしました。
Ｇ氏は個別株中心のテクニカル・メカニカル短期トレードをしています。メカニカルトレードとは、裁量を排除し、統計的に儲かる場面をコンピュータに判断させて自動的に売買をする手法です。
前回このブログで、限月選択のノウハウを書きましたが、一般論としてノウハウは統計をベースにしています。
Ｇ氏は株式を対象にしていますので、海外の商品先物や債券先物を取り扱うムジナとは土俵が異なりますが、統計をベースにする概念は共通しています。
そのＧ氏に質問を投げかけました。
ム「売買ルールが機能し続けているか、毎月検証していますか？」
Ｇ「マストです。それが仕事です」
Ｇ氏は義務だと言いました。日本語ではなく英単語が出てきましたので、妙に印象に残りました。
ム「複数のルールの売買を同時実行しますか？」
Ｇ「します」
このあたりは納得です。売買ルールを複数実行すれば、損益の増減の波は平らになり、手に負えないドローダウンを避けられます。
ルールの分散の程度の差こそあれ、ムジナも採用しています。
売買ルールが機能しているか毎月検証するのが仕事だ、という考えは「さすが専業」と思わせるのに充分でした。
限月選択のノウハウはせいぜい１年に１度程度、過去１０年分を検証する頻度ですから多くの時間を要しません。
しかし短期売買ですと、毎日機能したのか調べる必要があります。小さな優位性を積み重ねる手法ですから、その優位性が消えていないか監視する必要があるわけですね。
ム「その小さな優位性をどうやって探すのですか？例えば、ラリー・ウィリアムズやトム・デマークが発表しているものを使っていますか？」
Ｇ「１００％バクリはありませんが、ベースにはしています。それ以上は秘密」
うーむ、、、やはり教えてくれませんでした。堅いなぁ。
ここで、同じテーブルのもう１人のトレーダーが質問をしました。
『ペアトレードをしますか？』
これ、簡単に口に出たようですが、実は本質を突くものです。
Ｇ氏は察知したのでしょう、「う〜ん、どうでしょうかね・・・」と答をはぐらかせました。
ペアトレードと表現されましたが、単純に売りと買いをやるといったものもありますが、それを発展させるとスタティカルアービトラージ（スタックアーブ）になります。
スタックアーブをしているかどうかという答に発展する可能性があるものですから、Ｇ氏は明確に答えなかったのでしょう。
この後、もう１人のトレーダーが単純なウリ−カイの株式ペアトレードについてムジナに質問してきたものですから（質問の相手が違うでしょ）、「私の専門ではないので・・・」と断りつつも、CME−NDAQの鞘取りは実践しているのでそれを思い浮かべながら相関と時間差とボラティリティについて話をしました。
ノウハウというものは、既に公表されているものもあれば、非公開の自分だけのものもあります。
どちらも、機能し続けているかが重要でして、その定期的検証は避けて通れないと思います。
ムジナは本業で「準備を怠るな」と管下社員に指導していますが、トレードにおける準備には普段の検証作業が含まれるものだと思うわけです。
それにしても、Ｇ氏のガードは堅かったです。
株式の短期売買は守備範囲外なのですが、アーブとなると是非聞きたいところでした。
酒が入り、饒舌だったのに。。。
コメント (4) |