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朝鮮総連の不動産競売 50億円で成立
10月17日 11時54分

競売にかけられていた朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会の中央本部の土地と建物について、東京地方裁判所で改めて入札が行われた結果、海外の企業が前回の落札額よりも5億円近く高い50億1000万円の価格をつけました。
今後、裁判所の審査を経て正式に落札することになります。

東京・千代田区にある朝鮮総連中央本部の土地と建物は、整理回収機構の申し立てで競売にかけられ、ことし3月に鹿児島県の宗教法人「最福寺」がいったん落札しましたが、代金が納付されなかったため入札がやり直されていました。
17日午前、東京地方裁判所民事執行センターで入札の結果を明らかにする「開札」が行われた結果、「Avar Limited Liability Company(アヴァール・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー)」という名前の企業が、50億1000万円と最も高い価格をつけました。
裁判所によりますと、この企業はモンゴルが所在地と書かれているということです。
売却の基準となる金額はおよそ26億6000万円で、今回の価格はこれを23億円余り上回るほか、前回の落札額よりも5億円近く高くなっています。
今後は裁判所が不動産を買い受ける資格を持っているかどうかなどを審査したうえで、今月22日に「売却許可決定」を出して正式に落札することになり、代金を納めた時点で所有者となります。
これについて朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会は「特にお話することはありません」としています。
一方、整理回収機構は「裁判所の手続きなので、回答は差し控えたい」というコメントを出しました。

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