2002年、特命コーチを務めたオマリー氏。再びタテジマに袖を通す可能性が高まった【拡大】
引退後は、星野仙一監督時代の2002、03年に阪神で特命コーチとしてアリアスら外国人選手を中心に指導し、03年のリーグ優勝に貢献した。04年には駐米スカウトに就任するも、その間に推薦した助っ人選手が結果を出せず、09年に解雇されていた。
球団は、水谷チーフ打撃コーチの退団を受けて、後任のリストアップ作業を開始。ヤクルト・伊勢孝夫ヒッティングコーディネーター(68)を軸に検討していたが、年齢的なこともあり、慎重論も生まれていた。
前日15日に正式決定した掛布氏の臨時打撃コーチ就任に続く、大物OBの現場復帰。今季も露呈した得点力不足の解消へ、“切り札”が再びタテジマをまとう。
トーマス・オマリー Thomas O’Malley
元内野手。1960年12月25日、米ニュージャージー州生まれ、52歳。79年D16巡目でジャイアンツ入団。レンジャーズ、メッツなどを経て91年阪神入団。93年に打率・329で首位打者。95年にヤクルトへ移籍し、95年日本一に貢献。退団する96年まで6年連続打率3割以上を記録した。最高出塁率4度、MVP1度。ゴールデングラブ賞1度、ベストナイン1度。引退後は米独立リーグの監督を務めたのち、2002年春季キャンプの臨時打撃コーチとして阪神に復帰。特命コーチ時代の03年にはリーグ優勝に貢献。04年から駐米スカウトを務め、09年11月に契約解除された。1メートル85。右投げ左打ち。
(紙面から)