2013.10.16 17:56

虎・和田監督の続投決定!来季Vへ決意「一番上にいられるよう」

オーナー報告を終え会見に臨む阪神・和田監督=大阪市の阪神電鉄本社(撮影・山田喜貴)

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 阪神の和田豊監督(51)が3年契約最終年の来季も指揮を執ることが16日、決まった。大阪市内の阪神電鉄本社に坂井信也オーナーを訪ね、シーズン終了を報告した和田監督は「終盤の失速を謝罪した。来季は終わったときに一番上にいられるようにしたい」と9年ぶりのリーグ優勝に決意を込めた。

 今季はリーグ戦73勝67敗4分けで昨季5位から2位に浮上したが、9月以降低迷し、クライマックスシリーズも早々と敗退した。監督は要因にスタミナ不足を挙げ「ここ数年見られる傾向。練習量、質をもう一度考えないと」と述べた。今秋のキャンプから臨時コーチで打撃指導に当たる掛布雅之氏には「チャンスでの心構えなど持っている全てを伝えてほしい」と特に課題の長打力アップに期待した。(共同)

阪神・南信男球団社長の話「9月以降とクライマックスシリーズがふがいなく、Bクラスに終わった気持ちでいる。ここ数年、勝負どころで失速する傾向にある。抜本的な対策を考えないと」

阪神・坂井信也オーナーの話「全般の戦いでいいところもあった。全てが采配の責任というわけではない。選手は頑張った。特に救援陣には助けてもらったし、西岡君もチームを引っ張ってくれた」