郡山の佐藤順一氏の放射能に関する講演の問題点を以前取り上げました。
講演録は
→こちら
僕の批判は以下を参照
http://green.ap.teacup.com/nakayama/616.html
http://green.ap.teacup.com/nakayama/619.html
http://green.ap.teacup.com/nakayama/624.html
で、本人がこれを見つけ「最近言いがかりをつけられると思ったら原因はこれか」「市議かよ!」という旨のツイートをしていたので、
本人とやり取りしたところ、彼や彼のフォロワーからいろいろ非難されました(苦笑)。
非難の内容はいろいろで、個別にツイッタ―で反論するのも大変(そもそも、彼らはこちらの批判を読んでいないため、その度に何度も同じことを説明せざるを得なくなる)なので、とりあえずここで書いておきたいと思います。
まずはその第一弾。
こちらへの非難の中で、「引用のやり方が問題」とか「一部分だけを切り取って批判」とかいう意見がありました。
ふむふむ。では、「引用」ではなく、まずは彼の講演録の一部を画像ファイルにして貼り付け、基本的なことを確認しておきたいと思います。
講演内容には他にも問題があるのですが、まずは下記をご覧ください。
「半減期が30年の物質と言うと・・・30年経たないと半分にならないと思いがち」「その誤解」と明確に書いてあります。
しかし、「半減期が30年」=「30年経たないと半分にならない」は誤解ではなく、全く正しい理解です。
佐藤氏や彼を支持するフォロワー達は、僕の批判に対して何だかんだと言い繕う前に、この講演録の記述が(1)正確で全く問題無いのか、(2)少しは問題があると考えるのか、まずは明確にすべきです。
(1)なら、もはや科学とか学問とか語る資格も無しですね。
そうすると、
(2)しかあり得ません。
まあひとつの言い訳として、人びとの誤解は「30年経って半分」のところではなく、上記「・・・」で省略した部分、つまり
「30年間常に放射線を出しっぱなしで同じくらい放射線を出し続けて」
の部分だ、と言う取り繕いもあるかもしれません。
しかし、「30年経って半分」と理解している人が、「30年間同じくらいに放射線を出し続けて」「30年経ったら突然半分」になる、と理解しているなどということはまああり得ませんから、この言い訳も苦しい。
つまり、最初の最初でこの講演録の記述には決定的な間違いがあるのです。
この場合、講演録なので正確な記述ではないかもしれない、ということもあり得ます。それならそれで、誤解を招く文章起こしになっている、ということを正直に認めるべきです。講演の問題はこれだけではないので、それから他の問題を議論したらよい。
この誤解を招く表現を棚に上げ、問題を自覚しないまま、「中山の方が非科学的」などと、根拠も示さず言いがかりや非難を続ける(笑止!)時点で、彼及び彼を支持するフォロワー達のレベルが露わになっていると言わざるを得ません。
また、これが「一部分の切り取り」と言えるのでしょうか?
あとであらためて紹介するプルトニウムの半減期の説明も併せて、彼はこの「半減期」の説明を
===
「福島のお母さん方にこういう話をするときに、いちばん手応えがあって皆さん「ああ、そうなの」と納得されるのは半減期の説明
===
などと言っているのだから、彼の半減期の説明は最も重要ないわばツカミの部分であり、「一部の切り取り」などという言い訳はできません(以前も指摘済み)。
また、たとえ「一部の切り取り」であっても、明らかな間違いがあれば素直に訂正するべきでしょう。
他にも多々問題があるのですが、まずは誰もが否定できない問題点の指摘から。
ただ、念のためにコメントしておきますが、こんな「間違い」は序の口。次の記事(
→こちら)(8/31編集終了後リンク先が有効になります)でまた問題点を指摘します。

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