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【芸能・社会】亡き父ジョー山中さんの名曲 愛娘マイが挑戦2013年10月17日 紙面から
一昨年に亡くなった歌手、ジョー山中さんの長女で歌手の山中マイ(25)が、父の大ヒット曲「人間の証明のテーマ」のカバーに初挑戦した。マイは今年7月にコンピレーションアルバム「スイート・ブリーズ」でメジャーデビュー。「人間の証明」の歌唱は、今月23日に発売される「スイート・ブリーズII」の収録曲のひとつとしてレコーディングした。 マイにとって「人間の証明」は、歌手になる決意を固めた歌でもあるという。「子どものころから何回も聞いて育ちましたが、自ら歌ったことはありませんでした。2年前に大好きだった父が亡くなりその時、父への気持ちを込めて歌って、そこで初めて歌手になりたいと思いました」とマイ。今回は、ボサノバ調にアレンジし、原曲とは違った魅力を引き出した。 今後については「音楽の素晴らしさを父から引き継いで、自分なりにメッセージを伝えていきたいと思います」と父の遺志を継いで活動をしていく意気込みだ。 山中さんは2010年に肺がんが見つかった。闘病しながら東日本大震災のチャリティーライブなども行っていたが、11年8月7日に64歳で亡くなった。代表曲の「人間の証明」は、1977年の映画「人間の証明」の主題歌で、50万枚を超える大ヒットになった。 アルバム「スイート・ブリーズII」は洋楽などのヒットナンバーを話題の女性歌手たちがカバーした作品。マイは前作で、山中さんと交流があった音楽プロデューサーにボーカル力を買われて参加、メジャーデビューを果たした。 パートIIでは、ほかに「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」(クリストファー・クロス)「風のシルエット」(ボビー・コールドウェル)を吹き込んだ。 父親譲りのリズム感の良さと伸びやかな声質で音楽関係者の間でも久しぶりの大器として注目されているマイ。ルックスもモデルとして活躍したスウェーデン人の母親似の美貌とスタイルに恵まれ、世界的なファッションブランド「ARMANI EXCHANGE」の、イメージキャラクターに起用された。今後の飛躍が期待される。 ◆山中マイ 1988年1月8日生まれ。東京都出身。兄がいる。8歳の時にマレーシアに移住。13歳からシンガポール、15歳からオーストラリア・シドニーで過ごす。バイリンガルの素養を生かして通訳や英語教育などの仕事をしていた。現在はANAの機内オーディオ番組「ANA Sweet Breeze」のパーソナリティーとしても活躍中。 PR情報
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