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【スポーツ】

エディーHC 脳梗塞の疑いで入院

2013年10月17日 紙面から

ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ

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 日本ラグビー協会は16日、日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)=53歳=が頭痛を訴え、「脳梗塞の疑い」があるため検査入院したことを明らかにした。同協会はこの日、11月2日のニュージーランド(NZ)代表オールブラックス戦と、翌3日に出発する欧州遠征の日本代表メンバーを発表したが、当初出席予定だったが同コーチは欠席。日本代表は27日に集合、28日に始動する。

 「本来ならヘッドコーチのエディー・ジョーンズが出席するところですが、昨夜から、軽い脳梗塞の兆候があって、大事をとって検査入院しています」。会見場に現れた岩渕GMの言葉に、会見場に衝撃が走った。

 岩渕GMによると、ジョーンズHCは前日の15日、出張から日本協会に戻ったあと、自ら体調不良を訴え、午後6時ごろ、タクシーで東京都内の病院へ向かった。脳梗塞の兆候があると診断され、念のためにそのまま検査入院したという。

 脳梗塞といえば07年に倒れたサッカー日本代表のオシム監督(当時)の例を思い出すが、同GMは「病院では普通に家族と話をしています。本人はこの会見も気に掛けていたのですが、大事をとって休ませました」と状況を説明。当面、指揮官の代役を探す予定はないという。

 会見では「世界王者のニュージーランド代表に勝利を収め、昨年の欧州遠征でのアウェー戦初勝利、今年6月のウェールズ代表撃破に続いて、日本代表として新たな歴史をつくっていきます」というコメントを同GMが代読。ジャパンを歴史的勝利に導いてきた名将は、オールブラックスの前に、まず病気という難敵に立ち向かう。

 

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