米NAHB住宅市場指数:10月は4カ月ぶり低水準、見通し悪化
10月16日(ブルームバーグ):米建設業者の景況感を示す住宅市場指数は10月に予想以上の落ち込みを示し、4カ月ぶりの低水準となった。金利上昇や米財政問題が住宅市場拡大の足を引っ張った。
全米ホームビルダー協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴが発表した10月の米住宅市場指数 は55と、前月の57(速報値58)から低下した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は57だった。同指数で50を下回ると住宅建設業者の多くが現況を「悪い」とみていることを示す。
向こう6カ月の見通し を示す期待指数は62と、前月の64から低下し、4カ月ぶり低水準。購買見込み客足指数も6月以降で最低の44。前月は46だった。一戸建て販売の現況指数は58(前月60)だった。
住宅市場指数は全米4地域のうち3地域で低下した。特に北東部は31と前月の44から13ポイントも急低下し、4月以来の最低。南部と西部も低下した。
原題:Homebuilder Confidence in U.S. Declines to Lowest in FourMonths(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Lorraine Woellert lwoellert@bloomberg.net
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更新日時: 2013/10/17 00:09 JSTニュース一覧
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