「原発広告」での電通メディアバイイング調査結果と、任意団体・電事連の闇〜原発ホワイトアウトから〜
2013年10月16日発行
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『「原発広告」での電通メディアバイイング調査結果と、任意団体・電事連の闇』
「座間宮ガレイ2.0のキラーメルマガ「驚いたことを毎日送りつけてやるっ!」
vol.647
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※※いろいろな事情で、メルマガを発行するペースが遅れています。
申し訳ございません。
※取り返すべく、環境を整えています。何卒よろしくお願いいたします。
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【忙しい方へ。まずは30秒で僕のオドロキを!】
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原子力ムラのメディアバイイングの実態が、「原発広告」で暴かれている。
原子力ムラには様々な組織があるが、各局すみわけて広告を出している実態が、本間龍さんの調査によってわかってきた。
報道番組を中心に、安全神話がどのように作られてきたのかが、手に取るようにわかる。
▼参考書:原発広告/本間龍
http://goo.gl/MrUcGp
▼今月厳選して購入した本。今後メルマガで書いていきます。
(1)http://goo.gl/wLSmLy
新!(2)http://goo.gl/YfgcRt
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【時間のある方は、もう少しどうぞ】
所要時間2分
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こんにちは、闇のエンターテイナー・座間宮ガレイです。今日も闇を暴いていきま
すね〜。
今回のメルマガを書く目的は
・「原子力ムラの各組織が各局棲み分けてメディアバイイングしてきた」
というファクトを知ることだ。
これを知れば、
・「それを可能にしたのは電通ではないか」
ということについてわかるんじゃないかと思うんだよね。
▼参考書:原発広告/本間龍
http://goo.gl/MrUcGp
知人の本間龍さんが、「原発広告」という本を出した。僕も、参考文献で協力したこともあって、感慨深い一冊だ。
そんな中で、メディアバイイングについて興味深い調査結果が記されていたので、それについて考えてみたいと思う。
これは、ここ最近話題になっている「原発ホワイトアウト」の内容と絡んでくる興味深い内容だ。
まずは、メディアバイイングという言葉の概念について、本間さんは以下のように説明している。
=====(引用ここから)
『メディアバイイングとは、文字通りメディア(の広告枠)の購入のことです。ターゲットや予算をもとに、最も効果的に商品(この場合は原発)の情報がターゲット(国民)に伝わるように戦略を立てます。』(P65 )
=====(引用ここまで)
つまり、広告枠を代理店がおさえ、それを広告を出稿する企業に売るわけだ。メディアと企業の間を広告代理店が取り持って、広告代理店が中間利益を得ているわけだ。テレビなど大きな訴求力を持っている広告枠は、資金力を持っている電通や博報堂などの大手代理店が押さえ、それを企業に販売するという形だと考えていいだろう。
広告代理店によって、押さえられる媒体には違いがあって、アサツーディ・ケイはアニメに強かったりする。これは以前ほんまさんに理由を聞いたのだが、弱小だったアサツーディ・ケイは、あまり電博が力を入れていなかったアニメに力を入れるしかなかったという状況が過去にあり、その結果、アニメの広告枠に影響力をもったということだ。まあこれは一例として、参考にしておいて。
個人的には、僕は、メディアバイイングは、メディア買収と翻訳してもいいくらいなのではないだろうか、と思っている。特に報道番組のメディアバイイングは、報道のあり方に大きな影響を及ぼすからだ。
さて、話を戻して、本間龍さんは、「原発広告」のなかで、メディアバイイングを調査した結果を書いている。それはとても興味深い結果だった。
=====(引用ここから)
『そこで、1994年、2002年、2005年から2009年、2011年の東電、電気事業連合会(以下、電事連)、NUMO(原子力発電環境整備機構)などの提供番組を調べてみました。それらをまとめたのが、次ページからの表(5〜12)です。すると、普通のスポンサーとは明確に異なるメディアバイイング思想が浮き彫りになってきました。』(P66)
※表は本書を購入してご覧ください。
=====(引用ここまで)
広告出稿組織ごとに、どんな番組をメディアバイイングしているのかを調べたわけだ。
=====(引用ここから)
『非常に興味深いのは、この原子力ムラ関連会社で、毎年在京キー局のほとんどをカバーしている点です。』(P66)
=====(引用ここまで)
原子力ムラ関連で、在京キー局のほとんどをカバーしているという。その実態が興味深い。
=====(引用ここから)
『表にした8年間の合計で見ると、東電が主に日本テレビ(日テレ)とテレビ東京(テレ東)、電事連と関電工がTBSテレビを、NUMOがフジテレビを、テレビ朝日(テレ朝)は東電と電事連共同で担当しているように見えます。また、東電は関東ローカル提供(関東のみで放送されること)と全国ネットが混在しているのに対し、電事連とNUMOは全国ネットですので、年間を通しての提供料金は電事連のほうが多い年もあるようです』(P66)
=====(引用ここまで)
整理するとこうだ。
▼在京キー局のメディアバイイング傾向の分析結果
・日本テレビ、テレビ東京・・・東電
・TBS・・・電事連、関電工
・フジテレビ・・・NUMO
・テレビ朝日・・・東電、電事連
本間さんによると、棲み分けをきちんとしながら、キー局全体をカバーしているということになる。
これが興味深いところだ。誰かが、複数の企業のメディアバイイングを、原子力事業者に都合が良いように、適切に配分しているということになる。
それが電通ではないかと本間さんは指摘しているわけだ。
=====(引用ここから)
『総括すると、これらのスポンサードは、東電・電事連・NUMOなどの各法人がバラバラで計画しているのではなく、誰かが全体を俯瞰して万遍なくコントロールしている印象を強く受けます。東電初め電事連は長く電通が担当していたことから考えても、電通が一括して全体のメディアバイイングを担っていて、報道番組買占めによる「報道番組シフト」を敷いていたようにみえるのです。』(P75)
=====(引用ここまで)
言われてみれば、ああ、なるほど、と思うことだけど、本間さんが調査しなければ実態がわからなかったわけで。全体を統括してメディアバイイングする組織があってこその、安全神話だったわけだ。
ここまでで、
・「安全神話を流布するメディアバイイングは、原子力ムラ全体で組織的に効率よくおこなわれた」
という事実が理解できたと思う。
さて、ここからがこのメルマガの本題だ。
まず、ここまでで、本間さんの誤りを1つ指摘しておきたいのだけど。
電事連は、実は「法人格」を持っていないのだ。
あれは「任意団体」だ。
▼wikipedia-「電気事業連合会」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E9%80%A3%E5%90%88%E4%BC%9A
=====(引用ここから)
『電気事業連合会(でんきじぎょうれんごうかい、Federation of Electric Power Companies、電事連、FEPC)は、日本における電気事業の運営の円滑化を図るため設立された、電力会社各社の連合会である。法人格がなく、任意団体として運営されている。』
=====(引用ここまで)
驚くことに、電事連のHPでは、任意団体であることには一切言及がない。
これについて、現役キャリア官僚の告発の書といわれる「原発ホワイトアウト」には、どのような記述があるのか。
▼参考書:原発ホワイトアウト
http://goo.gl/CKXBXH
原発ホワイトアウトでは、電気事業連合会は、やはり「任意団体」の「日本電力連盟」という架空の名前で登場している。そしてその描写はかなり具体的だ。私は最も驚いたのはそこだった。
なぜ、あれほど大きな組織、電事連が「任意団体」なのか。
最後まで読めば、あなたはその理由がわかるだろう。
※こんな感じで365日発行してます。ぜひとも1ヶ月無料購読を利用して「続き」をお読みいただき
このメルマガの真髄を味わっていただけたらと思いますm(_ _)m
『「原発広告」での電通メディアバイイング調査結果と、任意団体・電事連の闇』
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原子力ムラのメディアバイイングの実態が、「原発広告」で暴かれている。
原子力ムラには様々な組織があるが、各局すみわけて広告を出している実態が、本間龍さんの調査によってわかってきた。
報道番組を中心に、安全神話がどのように作られてきたのかが、手に取るようにわかる。
▼参考書:原発広告/本間龍
http://goo.gl/MrUcGp
▼今月厳選して購入した本。今後メルマガで書いていきます。
(1)http://goo.gl/wLSmLy
新!(2)http://goo.gl/YfgcRt
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こんにちは、闇のエンターテイナー・座間宮ガレイです。今日も闇を暴いていきま
すね〜。
今回のメルマガを書く目的は
・「原子力ムラの各組織が各局棲み分けてメディアバイイングしてきた」
というファクトを知ることだ。
これを知れば、
・「それを可能にしたのは電通ではないか」
ということについてわかるんじゃないかと思うんだよね。
▼参考書:原発広告/本間龍
http://goo.gl/MrUcGp
知人の本間龍さんが、「原発広告」という本を出した。僕も、参考文献で協力したこともあって、感慨深い一冊だ。
そんな中で、メディアバイイングについて興味深い調査結果が記されていたので、それについて考えてみたいと思う。
これは、ここ最近話題になっている「原発ホワイトアウト」の内容と絡んでくる興味深い内容だ。
まずは、メディアバイイングという言葉の概念について、本間さんは以下のように説明している。
=====(引用ここから)
『メディアバイイングとは、文字通りメディア(の広告枠)の購入のことです。ターゲットや予算をもとに、最も効果的に商品(この場合は原発)の情報がターゲット(国民)に伝わるように戦略を立てます。』(P65 )
=====(引用ここまで)
つまり、広告枠を代理店がおさえ、それを広告を出稿する企業に売るわけだ。メディアと企業の間を広告代理店が取り持って、広告代理店が中間利益を得ているわけだ。テレビなど大きな訴求力を持っている広告枠は、資金力を持っている電通や博報堂などの大手代理店が押さえ、それを企業に販売するという形だと考えていいだろう。
広告代理店によって、押さえられる媒体には違いがあって、アサツーディ・ケイはアニメに強かったりする。これは以前ほんまさんに理由を聞いたのだが、弱小だったアサツーディ・ケイは、あまり電博が力を入れていなかったアニメに力を入れるしかなかったという状況が過去にあり、その結果、アニメの広告枠に影響力をもったということだ。まあこれは一例として、参考にしておいて。
個人的には、僕は、メディアバイイングは、メディア買収と翻訳してもいいくらいなのではないだろうか、と思っている。特に報道番組のメディアバイイングは、報道のあり方に大きな影響を及ぼすからだ。
さて、話を戻して、本間龍さんは、「原発広告」のなかで、メディアバイイングを調査した結果を書いている。それはとても興味深い結果だった。
=====(引用ここから)
『そこで、1994年、2002年、2005年から2009年、2011年の東電、電気事業連合会(以下、電事連)、NUMO(原子力発電環境整備機構)などの提供番組を調べてみました。それらをまとめたのが、次ページからの表(5〜12)です。すると、普通のスポンサーとは明確に異なるメディアバイイング思想が浮き彫りになってきました。』(P66)
※表は本書を購入してご覧ください。
=====(引用ここまで)
広告出稿組織ごとに、どんな番組をメディアバイイングしているのかを調べたわけだ。
=====(引用ここから)
『非常に興味深いのは、この原子力ムラ関連会社で、毎年在京キー局のほとんどをカバーしている点です。』(P66)
=====(引用ここまで)
原子力ムラ関連で、在京キー局のほとんどをカバーしているという。その実態が興味深い。
=====(引用ここから)
『表にした8年間の合計で見ると、東電が主に日本テレビ(日テレ)とテレビ東京(テレ東)、電事連と関電工がTBSテレビを、NUMOがフジテレビを、テレビ朝日(テレ朝)は東電と電事連共同で担当しているように見えます。また、東電は関東ローカル提供(関東のみで放送されること)と全国ネットが混在しているのに対し、電事連とNUMOは全国ネットですので、年間を通しての提供料金は電事連のほうが多い年もあるようです』(P66)
=====(引用ここまで)
整理するとこうだ。
▼在京キー局のメディアバイイング傾向の分析結果
・日本テレビ、テレビ東京・・・東電
・TBS・・・電事連、関電工
・フジテレビ・・・NUMO
・テレビ朝日・・・東電、電事連
本間さんによると、棲み分けをきちんとしながら、キー局全体をカバーしているということになる。
これが興味深いところだ。誰かが、複数の企業のメディアバイイングを、原子力事業者に都合が良いように、適切に配分しているということになる。
それが電通ではないかと本間さんは指摘しているわけだ。
=====(引用ここから)
『総括すると、これらのスポンサードは、東電・電事連・NUMOなどの各法人がバラバラで計画しているのではなく、誰かが全体を俯瞰して万遍なくコントロールしている印象を強く受けます。東電初め電事連は長く電通が担当していたことから考えても、電通が一括して全体のメディアバイイングを担っていて、報道番組買占めによる「報道番組シフト」を敷いていたようにみえるのです。』(P75)
=====(引用ここまで)
言われてみれば、ああ、なるほど、と思うことだけど、本間さんが調査しなければ実態がわからなかったわけで。全体を統括してメディアバイイングする組織があってこその、安全神話だったわけだ。
ここまでで、
・「安全神話を流布するメディアバイイングは、原子力ムラ全体で組織的に効率よくおこなわれた」
という事実が理解できたと思う。
さて、ここからがこのメルマガの本題だ。
まず、ここまでで、本間さんの誤りを1つ指摘しておきたいのだけど。
電事連は、実は「法人格」を持っていないのだ。
あれは「任意団体」だ。
▼wikipedia-「電気事業連合会」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E9%80%A3%E5%90%88%E4%BC%9A
=====(引用ここから)
『電気事業連合会(でんきじぎょうれんごうかい、Federation of Electric Power Companies、電事連、FEPC)は、日本における電気事業の運営の円滑化を図るため設立された、電力会社各社の連合会である。法人格がなく、任意団体として運営されている。』
=====(引用ここまで)
驚くことに、電事連のHPでは、任意団体であることには一切言及がない。
これについて、現役キャリア官僚の告発の書といわれる「原発ホワイトアウト」には、どのような記述があるのか。
▼参考書:原発ホワイトアウト
http://goo.gl/CKXBXH
原発ホワイトアウトでは、電気事業連合会は、やはり「任意団体」の「日本電力連盟」という架空の名前で登場している。そしてその描写はかなり具体的だ。私は最も驚いたのはそこだった。
なぜ、あれほど大きな組織、電事連が「任意団体」なのか。
最後まで読めば、あなたはその理由がわかるだろう。
※こんな感じで365日発行してます。ぜひとも1ヶ月無料購読を利用して「続き」をお読みいただき
このメルマガの真髄を味わっていただけたらと思いますm(_ _)m
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「原発広告」での電通メディアバイイング調査結果と、任意団体・電事連の闇〜原発ホワイトアウトから〜
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