:2013/10/16 (水) 12:25
本日の東京市場午前は、米上院指導部の報道でドル円は小幅上下動した。朝方は、2月までの追加国債の発行を認め1月15日までの暫定予算案を可決し政府機関の再開を目指すことで指導部は数時間以内に合意する可能性があると報じられ、ドル円は上昇したが、その後関係者から現地時間15日での合意発表はないとの報道を受けてドル円は伸び悩んだ。
下院ではオバマケアの取り扱いについて野党共和党内での調整が付かず、暫定予算案などの法案採決が延期された。強硬派が引き続きオバマケアの変更を要請しているという。明日の債務上限期限を前に、米金融機関などは米債務不履行を警戒して短期物を中心に米債を売っており利回りが上昇するなか、ドルを支えている面がある。ドルはその時々で左右しており積極的にポジションは傾けづらい。今晩のニュースにも振らされそうだ。