台風26号による雨の影響で、東京電力は16日早朝、福島第一原発の汚染水タンクを囲む堰(せき)内にたまった雨水があふれるとして、排出を始めた。東電によると、排出したのは午後0時半現在で9カ所のタンクの区画。放射性物質の濃度を調べ、15日深夜にまとまった暫定基準値未満であることを確認したという。
東電によると、16日午前5時40分、原子炉建屋の山側にあるCエリア西とCエリア東の堰内の水を約40トン排出した。排出前に一時貯蔵タンクに移して放射性物質を調べたという。その後も堰内に雨水がたまり続け、あふれそうになったことから、午前7時ごろからは堰の排水弁を開けて直接堰外に流した。
また、他の7カ所のタンクの区画でも堰の排水弁を開けてたまった水を流したという。