5月16日「夫婦別姓ってどんな暮らしなの〜体験談を聞く会」報告

ぴよ 

 多く今回の集まりは9名の大人、そしてお子さん方3名プラスおなかの中の赤ちゃん1名で始まりました。一番丁通りのすずめ踊りのにぎやかなお囃子が時折聞こえ、こちらも元気なお子さんずパワーに盛り立てられ、あっという間の充実した時間を過ごさせてもらいました。その中から私の心に残った話題を3つ書かせてもらいます。

 話題まずその1。東京からファミリーで出席してくださったお二人のお話。
 十年ほど前、事実婚でスタートして現在は法律婚、女性の方が通称使用で暮らしているそうです。(お二人は今年の2月にもこの集まりに来てくださいました。)この春、お子さんの小学校入学を期にクラスの保護者会の自己紹介で通称名デビューをしたところ、周囲がざわざわっとした感じになったとのこと。別姓という言葉はずいぶん認知されたけれど、すんなり理解してもらうにはまだまだ至っていない環境のところが多いことをあらためて感じました。
 でも、だからこそあえて別姓であることをアピールしたり別姓にしている理由、気持ちを伝えていくことの大切さを私は思いました。...といってもこの問題は一人ひとりのプライバシーな部分だから、いちいち説明したりすることでも本当はないのになぁ...とも思いますが。
 とにもかくにも、「通称名デビュー」したことは大きな一歩、ぜひぜひそのお名前をたくさん生かしていってください。通称名使用は初めのうちはしんどいこともあるけど、使えば使うほど「生きやすく」なっていくっていう経験談がたくさんあります。応援しています。

 話題の2つ目。通称使用で生活している上での手続きの話題。
 使いたくない法律名を記入せざるをえない時のストレス解消の一つとして、「太郎」というような下の名前での印鑑や「戸籍上の氏は、○○です。」というはんこをわざわざはんこ屋さんに作ってもらって活用している話を聞きました。その他にもデメリットを減らすべくこれまでたくさん「研究」してきていらっしゃることも教えてもらいました。
 今回、初めておいでになった8月にお子さんが生まれる事実婚カップルの方にもきっとお役立ち情報があったと思います。まさに別姓を実践している体験談を伺い、私もたくさん勉強させてもらいました。もっと時間を作って事実婚の税金や遺産対策を教えていただきたいと思っています。今度は七夕の時かな?...またのお越しをお願いしまーす。

 そして、最後に。今回、お供で来てくれたお子さん達の姿を見て、会のスタート時に同じくらいのちびっ子さん達がわいわいにぎやかに走り回っていたことを思い出しました。そのちびっ子さん達は今や立派な社会人。親が別姓であっても「問題」なく、普通に元気に過ごしています。年月のたつのは早いことをしみじみ感じます。
 また、会を始めた頃は別姓でのいろいろな手続きの仕方を「体験」している者は全くおらず、ネットで検索しても使える情報は皆無。別姓ということばも今よりもずっとずっと知られていなかったので、会に集まってお互いがお互いの気持ちを聞き合い励まし合って帰り、それぞれの生活で「実践」しながら日々乗り越えていったところがありました。
 それから比べると今は別姓関係の情報量が格段に増し、別姓という結婚スタイルで暮らしているカップルが増加していくのに伴いその認知度も確実に上がったと思います。法律家や弁護士さん達も理解を示し、より良い暮らしをするためのアドバイスも20年前と比べるとたくさん得られるようになったことでしょう。そのような中にあって今なお、私が会を続けているのは、暮らし方のHowToをお伝えするためだけでなく、結婚スタイルの違いを糸口にしてそれぞれの生き方、考え方の違いを語り合いその違いを認め合う社会にしたいという願いがあるからだと改めて再認識しました。(だから、法律などのの手続き情報に弱いのですっていう勉強不足の言い分けにはなりませんが...)
 そういう意味で「新聞を見て体験談をちょっと聞いてみたくなった」とわざわざ来てくださった方も今回あり、大満足の集まりに今回もなりました。新聞社などに集まりのお知らせ掲載を毎度連絡してくれている広報部さん、ありがとう。「別姓」の認知度が今回もまたアップしました。さらに別姓反対と思っていらっしゃる方ともお話したい!反対と思っている方のお考えを知りたい!...と別姓通信祝100号に際して気持ちもあらたに思う私でした。


大募集です

土屋聡 

 私とうとう100 号です。「民法改正が実現したら、別姓を考える会は解散だね」と話してから、もう15年以上経ちます。だから、祝100号と言われても、実は編集担当としてはあんまりめでたくない気持ちです。法改正を実現させましょう! そもそも、ここのところ編集担当の私、多忙に拍車が掛かり、「別姓通信」の発行も遅くなり、ウェブサイトについても、大急ぎで整えなくてはならない状況です。ごめんなさい。
 そこで、100号を発行するにあたり、大募集です。「別姓通信」の編集を担当してくださる方、いませんか? 
 100号にあたり、編集環境を変えました。1996年からずっとMac専用ソフトのアップルワークス(クラリスワークス)で「別姓通信」を作ってきましたが、今号からはegword universalを使っています。egword universalもMac専用のワープロソフトなのですが、word形式にすることができます。wordを使える方へのファイル渡しが容易になったので、お願いがしやすくなりました。「別姓通信」の編集を担当してくださる方、いませんか?
 編集部の仕事は、@原稿を受け取る A校正をして Bページ編成をする C印刷用の版下を作る...というものです。紙を2つ折りにして、両面で8ページにしているので、毎号8の倍数ページにしています。空いた場所ができると、こんなふうに何か書いてうめたりするのですが、全部をお一人でする必要はありません。大丈夫です。インターネット環境があったほうがよいですね。「別姓通信」の編集を担当してくださる方、いませんか? ウェブサイトの更新だけなら...という方も大歓迎です。ぜひぜひご検討ください。よろしくお願いします。


選択的夫婦別姓の法制化に関わる公開質問状・宮城選挙区

土屋聡 

 衆議院議員選挙の候補予定者に、民法改正に関わる公開質問をしました。宮城選挙区の候補予定者に限らせていただいたので、宮城県外の方には直接関係ないと思われるかも知れませんが、ぜひ読んでください。回答率は、高くありませんでした。大変残念なことです。
 設問など、前回の衆議院議員選挙(2005年9月11日投票)のときとほとんど変えていません。2004年の参議院議員選挙のときも、2003年の衆議院議員選挙のときも同様な設問でしたので、研究題材としてはおもしろいかもしれません。
 以下、質問状、回答の順で掲載します。掲載順は、回答の到着順です。敬称略。回答に関わる字句は送られてきたものに忠実に表しています。なお、「別姓通信」編集を終えてから届けられたものについては、告示日18日より前に届いた場合、別姓を考える会のウェブサイトに掲載し公開します。


質問状

2009.08.06.
第45回衆議院議員選挙立候補予定者様

選択的夫婦別姓の法制化に関わる公開質問状

別姓を考える会

 私たちは、別姓を考える会です。「いろんな生き方、あっていい」を合い言葉に1991年から、選択的夫婦別姓の法制化実現 の運動を進めてきました。選択的夫婦別姓とは「別姓でも同姓でも どちらでもいい。本人たちの選択の幅を広げよう」という柔軟なものです。東北(宮城県)を中心に活動してきましたが、現在では北海道から沖縄県まで全国におよそ150名の会員がいます。
 選択的夫婦別姓という暮らし方は、当会発足時の18年前と比べますと、今日においては自然に受け入れられるようになっています。けれども、婚姻について定めた民法(第750条《夫婦の氏》夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する。)は改正されておりません。私たちは大変残念に思っております。
 さて、今回の選挙ではさまざまな争点があるようですが、別姓を考える会では「一人一人が自分の個性を大切にしながら、互いの個性を認めつつ、互いの権利を尊重し合いながら暮らせる社会を実現させたい」と考え、最も信頼のおける候補者に一票を投じたいと考えております。選択的夫婦別姓の法制化だけではなく、性別による差別(女性差別)や戸籍による差別(婚外子差別・部落差別・外国人差別・民族差別など)も撤廃されなければならない課題であると認識しております。
 貴立候補予定者が、今回の選挙の立候補(予定)にあたり、どのようにお考えになられているか、私たちは注目しております。ぜひ以下の5点について、ご回答いただきたくお願いいたします。

選択的夫婦別姓の法制化に関わる公開質問(設問)

1.選択的夫婦別姓の法制化に賛成反対、その理由
あなたは、選択的夫婦別姓の法制化には、賛成ですか。反対ですか。
その理由は、どのようなものですか。

2.婚外子差別撤廃に賛成反対、その理由
夫婦別姓とともに、民法900条の婚外子差別に関わる条項の改正が、提起されています。婚外子差別条項については、国連の人権規約委員会からの勧告がなされておりますが、あなたは、婚外子差別撤廃に、賛成ですか。反対ですか。その理由はどのようなものですか。
 
3.別姓夫婦の子の姓について、婚姻時に届け出か、出生時に届け出か、その理由
別姓夫婦の子どもの姓について、かつて法務省案では、別姓夫婦の子の姓は婚姻時に届け出をすることになっておりますが、以前議員立法で提出された案では、別姓夫婦の子の姓は出生時に届け出をすることになっております。この2つの案について、どちらがよいと思われますか、その理由はどのようなものですか。
 
4.家族とは、どのようにあるべきか
家族は大切なものであるということに、どなたも異論はないと思われます。しかし一言家族と言ってもその姿は様々です。今日においては人数・構成・それぞれの戸籍国籍についても、非常に多様化が進んでいます。私たちは、一人一人のちがいを認め合うことが、家族を大切にすることと捉え、互いのちがいを認め合うことが、豊かさなのではないかと考えております。選択的夫婦別姓の論議の中で「別姓は家族の崩壊をもたらす」という声がありましたが、家族とはどうあるべきとお考えですか。あなたの意見をお聞かせください。
なお国際家族年宣言には次のように書かれてあります。「国内、あるいは国によって《理想の家族像》も、大きく異なる。政府は、家族に関わる政策の遂行において、明示的であれ、非明示的であれ、唯一の理想的な家族像の追求を避けるべきである。(1989.12.8.国連総会採択)」

5.メッセージなど
この回答は、別姓を考える会の会員への機関誌(『別姓通信』)並びに、不特定の方が連日アクセスしている別姓を考える会のホームページに掲載させていただきます。別姓・結婚・家族・差別問題...に対するあなたの意見などありましたら、お願いします。

以上5点について、ご回答をお待ち申し上げております。公示日18日までに、全国の会員に皆様の候補者のみなさまのお考えを伝える関係上、8月13日午後8時までに、E-mail(tsuchiya_sat@mac.com)またはファックス(0229-00-0000)で、ご回答ください。ご回答頂いた内容については、「別姓通信」100号(8月16日発送)別姓を考える会インターネットサイトhttp://www.kaigamori.com/bessei/index.shtml(回答については8月16日更新)で公開させていただきます。お忙しいことと思いますが、どうぞよろしくご回答お願いいたします。
 最後になりましたが、貴立候補予定者様のご健闘をお祈り申し上げます。

回答

宮城一区

宮城1区 矢島卓臣 無所属

1.選択的夫婦別姓の法制化に 賛成
 夫婦同姓制度は「家」に個人が従属していた封建時代の遺制であり、各人が「家」やその他の社会機構に束縛されずに自由に生き方を選べるということが成熟した民主主義社会の原則である。

2.婚外子差別撤廃に 賛成
 日本及び米国は、世界の先進国の常識から大きく外れた異常社会である。未だに右翼的発想である「伝統的家族」妄想に支配されており、時代の変化に取り残されている。

3.別姓夫婦の子の姓について、出生時に届け出
 結婚しているしていないに依らず、子どもが生まれた時に登録するのが合理的である。

4.家族とは、どのようにあるべきか
 家族のあり方は、時代によって変わる。これから30年ぐらいは、相当、多様化、複雑化するだろう。

5.メッセージなど
 余談:日本においては、未だ経済的に男尊女卑状態が続いている。しかし、過剰なセクハラ論議は社会的な女尊男卑を作り出した。日本において、フェミニズムは闘う場所を間違えていると考える。
 最近、少女買春が激増している理由の1つは過剰なセクハラの指弾によって、世の男性の欲望が、健全な充足手段を失った結果によるものである(理由は他にもある)。


宮城1区 角野達也 共産党

1.選択的夫婦別姓の法制化に 賛成
 姓を変えることにより、女性に社会的不利益が押し付けられている現実を見るべきです。男女同権の立場に立てば、婚姻に際して慣れ親しんだ姓を変えるよう夫婦同姓を強制する制度を変更することは当然です。人格と個性を尊重する立場から、法制化を急ぐべきです。

2.婚外子差別撤廃に 賛成
 子どもの権利条約では、「出生による差別」を禁止しています。相続差別など婚外子への差別は、人権尊重に反する遅れたしくみの一つです。国連の人権規約委員会からの勧告を重く受け止め、ただちに撤廃すべきです。

3.別姓夫婦の子の姓について、出生時に届け出
 子どもが生まれたときに夫婦で話し合ってその子の姓を決め、出生届を同時に提出することが理にかなっています。婚姻時に決定すると、第一子と第二子で別の姓を選択する自由を狭めることになります。

4.家族とは、どのようにあるべきか
 ともに生きる家族は、私にとってかけがえのない宝ものです。家族は、それぞれの人格を認め合い、信頼しあうことが一番大切なことではないかと考えています。私は、ともに暮らしたいと願う家族が引き離されることは、あってはならないと思います。派遣切りやリストラ、病気等による生活苦が原因で家族が崩壊している現実は、ぜひ変えたいと決意しています。
 また、家族のあり方はますます多様になっています。さまざまな家族のあり方が尊重されなければならないと思います。

5.メッセージなど
 国連の女性差別撤廃委員会が7月23日、日本の実施状況を審査しましたが、日本政府の回答は6年前の録音のように同じでした。とくに結婚と家族生活について、日本政府は「世論の行方を見守っている」という態度をとり、委員からは「条約違反があれば変えていくのが政府の役割である」という趣旨の指摘がなされていました。自公政権は退場させなければなりません。新しい国会で、この分野でも新たな前進がつくられるよう、協力・共同を進めましょう。


宮城1区 郡和子 民主党

1.選択的夫婦別姓の法制化に 賛成
 仕事上の事情やアイデンティティなどさまざまな理由で夫婦別姓を望む人が増えています。若い人ほど夫婦別姓に賛成する傾向が顕著であり、20代の賛成者は反対者の2倍に達しています。また03年7月に開催された国連女性差別撤廃委員会は、日本の民法が夫婦の氏の選択に関し差別的規定の廃止を要請しています。

2.婚外子差別撤廃に 賛成
 婚外子は、親子関係、氏、戸籍、親権、相続、国籍取得などの法的取り扱いにおいて差別的に取り扱われています。国連人権規約委員会のほかに、国際連合・児童の権利委員会も、婚外子に対するあらゆる差別を法律等から撤廃するよう勧告しています。

3.別姓夫婦の子の姓について、出生時に届け出
 子の存在が現実になってからの方が、リアリティーを持ってより真剣に検討すると考えます。また、結婚と出産をワンセットで捉えるかのような制度は、望んでも様々な理由で子どもを持てない方や子どもを持つ意思のない方に精神的苦痛を与えることも考えられます。

4.家族とは、どのようにあるべきか
 市民の自律的な生き方が尊重され、多様なライフスタイル、ライフコースの選択が可能な社会をつくっていくべきだと考えます。家族のありかたについても、家族一人ひとりのアイデンティティーを守り、自律性、多様性が認められるべきです。

5.メッセージなど
 民主党は、結党以来、選択的夫婦別姓制度の民法改正案を数次にわたって提案してきました。そして、先国会には、同制度の導入とともに、婚姻適齢を男女とも18歳とすること、再婚禁止期間を100日に短縮すること、非嫡出子の相続分を嫡出子と同一にすることなどを盛り込んだ民法改正案を、社民党、共産党、無所属議員と共同で参議院に提出しました。制度実現に向けて共にがんばりましょう。


宮城1区 土井亨 自民党
回答がありませんでした。


宮城1区 えんだ敬一 幸福実現党
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宮城2区

宮城2区 斎藤やすのり 民主党

1.選択的夫婦別姓の法制化に 賛成
 女性の仕事上の不都合やアイデンティティなど、様々な理由で夫婦別姓を求めるカップルが増えており、そうした方々の選択を認める観点から賛成です。

2.婚外子差別撤廃に 賛成
 婚外子として生まれるかどうかは、自ら選びようがありません。そのようなことで、法律上の不利益を蒙るのはまったく不合理だから。

3.別姓夫婦の子の姓について、出生時に届け出
 子どもを持つことになるかどうかも分からない時点で子どもの姓を決めることに合理的な理由が見出せないから。また、子どもが生まれるまでに夫婦の間で結論を出す時間があった方が望ましいから。

4.家族とは、どのようにあるべきか
 互いの存在を認め合うことを基礎に、安らぎの場・成長の場であるべきだと考えます。家族がどのようにあるべきか、固定的なイメージを国や政治が前提にしたり、国民に押し付けたりすることは避けるべきだという考え方には賛成です。

5.メッセージなど
 すべての人々が不当な差別から解放され、正当に自己実現の機会が得られる社会をめざしてがんばります。
 同じような問題意識から、格差が世代を超えて拡大し、子どもたちの教育の機会を縛っている状況を打開するするために全力で取り組みます。


宮城2区 中野まさし 自民党
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宮城2区 あべ公人 幸福実現党
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宮城2区 佐藤豊 無所属
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宮城3区

宮城3区 西村あきひろ 自民党
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宮城3区 橋本きよひと 民主党
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宮城3区 小林睦明 幸福実現党
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宮城4区

宮城4区 加藤幹夫 共産党

1.選択的夫婦別姓の法制化に 賛成
 日本共産党は1997年に民法改正案大綱を公表しており、女性の社会参加が進む中で結婚による姓の変更が女性に不利益を与えていることや、女性が姓を変えることで自分らしさを失うと考え旧姓を名乗りたいと願っていることは正当な要求であると指摘しています。夫婦別姓は世界の大勢になっており、法改正を急ぐべきです。

2.婚外子差別撤廃に 賛成
 「非嫡出子(婚外子)の相続分を嫡出子の2分の1とする」という民法の規定は、「法の下の平等」に反します。「非嫡出子」という言葉自体も差別的な意味があり、「出生による差別」を明確に禁止している子どもの権利条約を踏まえて、民法を早期に改正する必要があると思います。

3.別姓夫婦の子の姓について、出生時に届け出
 出生時に届け出ることが適切です。子どもが生まれたときに夫婦が合意して子どもの姓を決め、出生届を同時に届けることが自然であり、理にかなっています。婚姻時に決定することは、第一子、第二子など、子どもの姓を別々に選択する自由を狭めることになる心配があります。子どもを主にして結論を得るべきです。

4.家族とは、どのようにあるべきか
 家族は、社会の最小単位です。家族は、お互いを尊重しながら苦楽をともにし、支えあっていくものだと考えます。当然、価値観の違い等により多様な家族があり、それが認められるべきです。戦前の家父長的な家族観を押し付けようとする「靖国」派などの動きは克服すべきものです。
 家族の存立には、平和、経済や雇用の安定、社会保障の充実が前提です。最近の家族崩壊は、派遣切りや解雇、病気・介護・障害が引き金になっています。自公政治は変えなければならないと痛感します。

5.メッセージなど
 女性の人間としての尊厳、人権を侵害する制度が残され、セクハラや暴力によって苦しむ女性はあとをたちません。女性の尊厳、人権をまもることは、民主主義の前進にとって欠かすことのできない大切な課題です。
 「選択的夫婦別姓やDV防止法は家庭を破壊する」という「靖国」派の攻撃を打ち破り、社会のすみずみまで男女平等と個人の尊厳の徹底をはかるために、一致する点で協力・共同していきましょう。


宮城4区 石山けいき 民主党

1.選択的夫婦別姓の法制化に 反対
 戸籍上のミドルネームをつけるならいいと思うが、子供がどちらかの名字を選ばねばならないのはかわいそう。

2.婚外子差別撤廃に 賛成
(無記入)

3.別姓夫婦の子の姓について、
 夫婦別姓を前提とした問にはお答えできない

4.家族とは、どのようにあるべきか
 社会を構成する最少因子であり、家族同士が仲良く信頼と愛情に満ちたものであるべき
5.メッセージなど
(無記入)


宮城4区 いとう信太郎 自民党
回答がありませんでした。


宮城4区 村上よしあき 幸福実現党
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宮城5区

宮城5区 さいとう正美 自民党

前略
 このたびは、さいとう正美に対し、貴重なご意見ならびに質問状をご送付いただき誠
にありがとうございました。
 本来ですと、今回の「選択的夫婦別姓の法制化」に関する大切な問題等につきまして、
さいとう正美本人が精査し、ご回答申し上げるべきでございますが、ご承知のように、
現在、来る決戦に向けて政治活動を展開しており、事務所の物理的な対応上、個々のご回答はいたしかねる状況でございます。
 何卒、諸事情をご賢察賜り、ご理解・ご了承の程よろしくお願い申し上げます。
 尚、頂戴致しましたご意見につきましては、関係者の皆様のご意見を十分に伺いながら、
こんごのさいとう正美の政治活動、そして政策に反映させていただく所存です。
まずは略儀ながら、書面にてご挨拶、失礼申し上げます。
草々


宮城5区 安住淳 民主党
回答がありませんでした。

宮城5区 きくちけん 幸福実現党
回答がありませんでした。


宮城6区

宮城6区 菅野哲雄 社民党

1.選択的夫婦別姓の法制化に 賛成
 結婚時に多くの場合、妻が改姓しているが、仕事上の不便・不利益、アイデンティティの喪失感などの問題があり、男女平等の観点からも早急に法制化を実現すべき。

2.婚外子差別撤廃に 賛成
 父母が法律婚か否かには、子どもに選択の余地も責任もなく、法の下の平等に従えば、婚外子差別は撤廃されて当然。
3.別姓夫婦の子の姓について、出生時に届け出
 別姓の子どもの姓をどうするかについては、夫婦間で十分に協議し、合意を得る必要があることから、出生時の届け出にするべきではないかと考える。

4.家族とは、どのようにあるべきか
 家族は一番身近で個人が属する最小単位の共同体であり、異なった個性を認め合い、支え合うことが必要。そこに支配や従属関係が持ち込まれることは否定すべきであり、「家族の理想像」的なものを政府が示すことは大きな問題。

5.メッセージなど
 法制審議会が民法改正の必要性を答申してから、すでに13年が過ぎており、いまだに夫婦別姓、婚外子差別撤廃が実現していないのは、立法府の不作為だと考える。政権・政治の流れを大きく変え、新しい国会で是非実現させたい。


宮城6区 小野寺五典 自民党
回答がありませんでした。


宮城6区 氏家次男 幸福実現党
回答がありませんでした。


回答を読んで

 土屋聡 

 さあ、皆さんはどんな感想を持ちましたか。ずっとファックスの前で回答が届くのを待ち続けていた私としては、内容よりも、回答なしの連続に心痛みつつ、無視されてしまう状況を変えていかなくちゃなぁと感じているところです。
 しかしながら、回答してくださった皆さんは、この回答を書くにあたり、別姓のこと、婚外子差別のことなど、きっと考えたはず。それは、きっと一歩ですね。公開質問状が届かなかったら、別姓のことなんか考えることもなかったかもしれない人が、ひょっとしたらいろいろ調べたり話し合ったりしたのではないでしょうか。これは、一歩です。
 ということは、別に国政選挙の公開質問状でなくても、いいでしょう。公開質問状にこだわることもないでしょう。候補者や議員に対してでなくてもいいです。いろんな人に、性差別・婚外子差別・封建制度...について考えてもらう機会を作るということが、きっと一歩なんですから。話題にすること。知ってもらうこと。そんな一つひとつ。
 忙しい中、回答を送ってくださった候補予定者の皆さん、きっと、皆さんの回答を読み、多くの人が投票所に向かうことと思います。ありがとうございました。


衆議院議員選挙立候補予定者(富山)「民法改正に関するアンケート」2009年7月20日-7月27日実施 2009年8月6日発表

ななの会(選択的夫婦別姓の会・富山) 

 「民法改正のアンケート」

Q1 現実は「民法750条【夫婦の氏】で、婚姻の際に夫または妻の氏を称する」夫婦同姓規制の下で96%の妻が、夫の姓になっています。そこで、750条に「又は各自の婚姻前の氏を称する」などと付け加える選択的夫婦別姓制を願います。貴方はどう思われますか?
(1)賛成
(2)反対

Q2 報告の中に日本政府は条約の『選択議定書の批准・・を検討する』と書いています。『選択議定書の批准』についてあなたはどうお考えでしょうか。
(1)賛成
(2)反対
 
Q3 富山県民の意識調査(H17年富山県版)で男女の晩婚化の理由の一つに『一人っ子どうしが増えたために、婚姻による改姓が障害となっている』が、14%強あります。もし、貴方自身が一人っ子で一人っ子との結婚に直面したとしたら、どうされますか。
(1)夫の姓にする
(2)妻の姓にする    
(3)どちらかが通称(旧姓)使用にする
(4)事実婚(婚姻届をださない結婚)にする

Q4 民法733条【再婚禁止期間】で、女だけが前婚の解消または取り消しの日から六箇月を経過した後でなければ再婚することができないことについて、貴方はどう思われますか?
(1)賛成
(2)100日に短縮
(3)再婚禁止期間は必要ない 
Q5 民法772条2項の離婚後300日問題についてお伺いします。国の通達によって、約3000人無戸籍・住民票無しの中 約500人が戸籍・住民票に載りました。離婚前に懐胎して生まれた無戸籍子の救済策として、772条を改正して「今の夫の子として認める」世論(中央紙)が7割以上です。貴方はどう思われますか?
(1)賛成
(2)反対

Q6 国際条約違反の民法900条の婚外子差別の改正について、貴方はどう思われますか?
(1)賛成
(2)反対

Q7 民法の改正や男女参画社会つくりに関するご意見などがありましたらご記入下さい。


富山1区 ながせ甚遠(64)自民 公明推薦

Q1 選択的夫婦別姓:時期尚早・十分な議論が必要
Q2 「選択議定書」の批准:時期尚早
Q3 一人っ子同士の結婚改姓:当人同士の意思
Q4 再婚禁止期間:国において十分な検討がなされるべき
Q5 300日問題・無国籍の子の救済のため「今の夫の子」とする:無国籍、無戸籍の子の救済は必要であるが、ケースが様々である。国民の更なる議論を望む。
Q6 婚外子差別の改正:婚外子の問題は、家制度の根幹に関わる問題である。国民の十分な議論を受け、国において検討すべき。
Q7 民法の改正や男女参画社会つくりに関するご意見:男女共同参画は、これからも推進していく


富山1区・比例 村井宗明(36)民主 社民国民新推薦

Q1 選択的夫婦別姓:賛成
Q2 「選択議定書」の批准:賛成
Q3 一人っ子同士の結婚改姓:夫の姓
Q4 再婚禁止期間:必要ない
Q5 300日問題・無国籍の子の救済のため「今の夫の子」とする:賛成
Q6 婚外子差別の改正:賛成
Q7 民法の改正や男女参画社会つくりに関するご意見:真に平等な社会をつくるべく邁進する所存です。これからも鞭撻よろしくお願いします。


富山1区 佐伯めぐみ(28)共産

Q1 選択的夫婦別姓:賛成
Q2 「選択議定書」の批准:賛成
Q3 一人っ子同士の結婚改姓:通称使用
Q4 再婚禁止期間:必要ない
Q5 300日問題・無国籍の子の救済のため「今の夫の子」とする:賛成
Q6 婚外子差別の改正:賛成
Q7 民法の改正や男女参画社会つくりに関するご意見:民法には、いまだに夫婦同姓制度や女性のみの再婚禁止期間、男女別の婚姻最低年齢、婚外子への相続差別など、男女平等と人権尊重に反する遅れた制度やしくみが残されています。これらの条項について、国連からくりかえし改善勧告がなされています。こうした問題を現代憲法の精神にそって改め、男女平等、個人の尊厳の徹底をはかります。「婚姻後300日以内に」とのQ5についても前夫が父ではないことが明らかな場合は「現夫の子」または「嫡出でない子」とする出生届を受理できるようにしたいと思います。民法の現実の見直しをすすめ、あらゆる分野で女性の人権を尊重する社会にします。


富山1区 吉田かをる(54)幸福実現

Q1 選択的夫婦別姓:国家が姓を決めるより夫婦で自由に決める
Q2 「選択議定書」の批准:無回答
Q3 一人っ子同士の結婚改姓:国家が姓を決めるより夫婦で自由に決める
Q4 再婚禁止期間:父親を特定するためならばDNA検査等で解決するので実態のないもの
Q5 300日問題・無国籍の子の救済のため「今の夫の子」とする:父親を特定するためならばDNA検査等で解決するので実態のないもの
Q6 婚外子差別の改正:他人を不幸にしたり子どもの成長や心身に害を与える事は避けるべき。
Q7 民法の改正や男女参画社会つくりに関するご意見:個人の生き方や人生に対しては、多様なあり方を認めたいと考えています。私共は、自由にして寛容の精神を大切にしておりますので国家が姓の名乗り方を決めるよりは、夫婦で話し合う中で、仕事上や人間関係上のトータルな状況を判断して自由に決めることを尊重してよいと思います。中道の道が本道です。ここで一律に賛成・反対と云えないのが本旨です。


富山2区 宮腰光寛(58)自民
回答はありません


富山2区 藤井宗一(61)社民

Q1 選択的夫婦別姓:賛成
Q2 「選択議定書」の批准:賛成
Q3 一人っ子同士の結婚改姓:通称使用
Q4 再婚禁止期間:必要ない
Q5 300日問題・無国籍の子の救済のため「今の夫の子」とする:賛成
Q6 婚外子差別の改正:賛成
Q7 民法の改正や男女参画社会つくりに関するご意見:女子差別撤廃条約の選択議定書を早期批准し、女子差別撤廃委員会への個人通報制度などが有効となるようにしなければならないと考えます。また、従来の固定的な性別による役割分担にとらわれず、男女が平等に、自らの能力をいかしていける社会にしなければならないと考えます。


富山2区 小野彦春(40)幸福実現
回答はありません


富山3区 橘慶一郎(48)自民

Q1 選択的夫婦別姓:賛成
Q2 「選択議定書」の批准:賛成
Q3 一人っ子同士の結婚改姓:通称使用
Q4 再婚禁止期間:賛成
Q5 300日問題・無国籍の子の救済のため「今の夫の子」とする:賛成
Q6 婚外子差別の改正:弾力的な条項適用であればよい。
Q7 民法の改正や男女参画社会つくりに関するご意見:日本の家族制度の良い部分は大切にしつつ、時代の要請に応えていく斬新的対応が望ましい。家族の枠を全てバラバラにして原子化させてはいけないと思う。


富山3区 相本芳彦(53)無 民主・社民推薦

Q1 選択的夫婦別姓:賛成
Q2 「選択議定書」の批准:賛成
Q3 一人っ子同士の結婚改姓:通称使用
Q4 再婚禁止期間:100日
Q5 300日問題・無国籍の子の救済のため「今の夫の子」とする:賛成
Q6 婚外子差別の改正:賛成
Q7 民法の改正や男女参画社会つくりに関するご意見:今後も貴団体と連携協議の上、真の男女平等社会の実現に向け「家族」に関わる法制を逐一整備するよう、取り組みたいと存じます。


富山3区 柴田巧(48)無

Q1 選択的夫婦別姓:時期尚早であり議論を尽くすべき
Q2 「選択議定書」の批准:時期尚早であり議論を尽くすべき
Q3 一人っ子同士の結婚改姓:当人同士の意思尊重
Q4 再婚禁止期間:世論の動向を見極めるべきである
Q5 300日問題・無国籍の子の救済のため「今の夫の子」とする:世論の動向を見極めるべきである
Q6 婚外子差別の改正:家制度の根幹に関わる問題である。国民の十分な議論を受け、法制審の答申も踏まえるべき。
Q7 民法の改正や男女参画社会つくりに関するご意見:男女が家庭・職場・地域など社会のあらゆる分野で相互に尊重し合い、個性と能力をそれぞれに十分発揮できるよう環境整備を図ることが必要。そのためにも、女性の各種登用の促進、女性が活躍する場拡大、そして女性のチャレンジに対する支援の充実をすすめるべきである。


富山3区 出口佑一(31)幸福実現

Q1 選択的夫婦別姓:賛成
Q2 「選択議定書」の批准:反対
Q3 一人っ子同士の結婚改姓:通称使用
Q4 再婚禁止期間:必要ない
Q5 300日問題・無国籍の子の救済のため「今の夫の子」とする:賛成
Q6 婚外子差別の改正:賛成
Q7 民法の改正や男女参画社会つくりに関するご意見:女性の社会進出や仕事での活躍は素晴らしく、その道は大きく広くしていく必要があると日本ではまだまだあると思います。女性のパワーの解放です。ただ、個人の生き方や人生に対し多様性は認めたいと思います。全ての女性に一律に適用もしくは強制は逆に問題です。「家庭で子育てに専念したい」と思われる方もいるからです。また、女性の社会進出において反作用もあります。ある調査で、フルタイムで働く主婦の8割が「家族が負担」と言っています。その結果、少子化や家族崩壊も起きています。男性、夫の子育て支援、協力、理解が得られる人、祖父母の支援を受けられる人はいいでしょう。反作用で起きてきた問題に対して 1,大家族制、二世代、三世代住宅の推進(相続税の廃止、住宅の規制緩和など) 2,外国人のベビーシッターやお手伝いさん 3,公立保育園等の保育時間の緩和など、政治的にも色々な対策が、これからの未来社会に必要だと考えています。


比例 綿貫民輔(81)国民新 県JAグ・医師会・漁連・森連推薦
回答はありません


民法改正に関するアンケート回答まとめ・ななの会のコメント

塚本協子 

衆議院議員選挙立候補予定者の皆様、日夜奮迅されているなか、ななの会のアンケートに回答をお寄せくだされ、ななの会一同、心から喜び感謝しております。2003年、参議院議員選アンケート以来、世の中の激変ぶりはすざましく、家族も多様になって来ました。誰でも、個と個を家族という緩やかな絆で結び、仲良く安心して暮らしていきたいと願っています。そのための、夫婦別姓(通称使用)、老若の事実婚、老若のシングル、シングルマザー、シングルファザー、モデル家族、家父長制、家族などです。アンケートも回を重ねる毎に、多様性を反映してか、無回答→反対→世論・論議必要とやわらかな回答になってきました。賛成も少し多くなりました。
 平成6年の男女共同参画局の「世論調査」では、夫婦別姓賛成は反対を少し上回りました。「同じ名字(姓)でなくても,正式な夫婦と同じような生活をしていれば,正式な夫婦と変わらないと思う」が72.0%あり、事実婚容認が多いことが分かります。嬉しいことに、「家族の名字(姓)が違っても,家族の一体感(きずな)には影響がないと思う」は56.0%とあります。選択的夫婦別姓でないのは、世界で日本くらいです。
 「民法の改正」について人々は寛容です。どうしたらよいのでしょう。世界130カ国中で、日本の男女間格差指数は98位に下がりました。どうしたらよいのでしょう。保育所や児童保育や教育の予算は先進国では最低です。女も安心して働きたいのに、どうしたらよいのでしょう。判断はあなたです。大事なあなたの声を選挙の一票で聴かせてあげましょう。この回答まとめを県民の皆様に公開して、お役にたてればと願っております。

富山市長選挙立候補予定者の「民法改正に関するアンケート」回答

ななの会(選択的夫婦別姓の会・富山)

「民法改正に関するアンケート」


Q1、 現実は「民法750条【夫婦の氏】で、婚姻の際に夫または妻の氏を称する」夫婦同姓規制の下で96%の妻が、夫の姓になっています。そこで、750条に「又は各自の婚姻前の氏を称する」などと付け加える選択的夫婦別姓制を願います。貴方はどう思われますか?
(1)賛成
(2)反対 
Q2 報告の中に日本政府は条約の『選択議定書の批准・・を検討する』と書いています。『選択議定書の批准』についてあなたはどうお考えでしょうか。
(1)賛成
(2)反対  
Q3 富山県民の意識調査(H17年富山県版)で男女の晩婚化の理由の一つに『一人っ子どうしが増えたために、婚姻による改姓が障害となっている』が、14%強あります。もし、貴方自身が一人っ子で一人っ子との結婚に直面したとしたら、どうされますか。
(1)夫の姓にする
(2)妻の姓にする    
(3)どちらかが通称(旧姓)使用にする
(4)事実婚(婚姻届をださない結婚)にする
Q4 民法733条【再婚禁止期間】で、女だけが前婚の解消または取り消しの日から六箇月を経過した後でなければ再婚することができないことについて、貴方はどう思われますか?
(1)賛成
(2)100日に短縮
(3)再婚禁止期間は必要ない 
Q5 民法772条2項の離婚後300日問題についてお伺いします。国の通達によって、約3000人無戸籍・住民票無しの中 約500人が戸籍・住民票に載りました。離婚前に懐胎して生まれた無戸籍子の救済策として、772条を改正して「今の夫の子として認める」世論(中央紙)が7割以上です。貴方はどう思われますか?
(1)賛成
(2)反対 
Q6 国際条約違反の民法900条の婚外子差別の改正について、貴方はどう思われますか?
(1)賛成
(2)反対
Q7 民法の改正や男女参画社会つくりに関するご意見などがありましたらご記入下さい。


吉田修(58)無 市民が主人公の富山市政をつくる会

Q1選択的夫婦別姓 賛成
Q2「選択議定書」の批准 賛成
Q3一人っ子同士の結婚改姓 通称使用
Q4再婚禁止期間 必要ない
Q5300日問題・無戸籍・無国籍の子の救済のため「今の夫の子」とする 賛成
Q6婚外子差別の改正 賛成
Q7民法の改正や男女参画社会つくりに関するご意見などがありましたらご記入下さい。
現在の社会において、価値観の多様化が進むなかで、婚姻をめぐる状況や考え方も、民法が制定された時代から変化してきています。その中で、社会における女性の役割や、家庭における女性の立場の変化に即して、日本国憲法にある「個人の尊重」や「法の下の平等」の立場に立った法の改正を、多くの市民や国民のみなさんといっしょに進めることが必要だと考えています。
 「男女参画社会」を本当の意味で実現するには、男女間の賃金格差や、女性が多くをしめるパート労働者の待遇改善、男女ともに育児休暇がとりやすい職場や社会の変化、子どもを産み・育てやすい法律や諸制度を、国や県、そして市が具体的にすすめることが今求められています。 私は、今回の市長選挙にあったては、緊急に進めるべき施策として、子どもの医療費を小学校6年生まで無料にすることなど、子育て支援の政策を1つの柱として進めていきます。


森雅志(56)無 自民・民主・公明・社民・連合富山 JAグループ・他

※7月28日(火)16時30分17時  森市長とななの会員3名と懇談
◇森市長 :個人的にはこう思っているけど、今の立場としては...中国には出来ない思いがあるけれど、国益とか考えると中国との付き合いをきちんとしていく事は大事なこと、例えばそうゆうこと。それは、公性の高い立場に立つと全体の利益になったら何かを考えて行かねばならないから。フリーになったら時には、また、違う事を言うかも知れないにせよ、そこは発言を大事にして、気をつけねばならない事をまず、分かって欲しい。その上で、夫婦別姓の問題については、4年前にも言いましたが、社会の最小単位は夫婦だと思っている。個人的にはユニットは夫婦と子どもだと思っている。
◎ななの会:個人ではないですか。
◇森市長 ;最小単位は夫婦だと思っている。個人ではない。日本がイギリス型の個人主義を導入した時に曲解した。だから、子ども部屋に鍵をかけさせたり、親に対しても権利を言うようになる。個人の尊厳を大切にすることは、当然で大事なことだと思う。プライベートとパブリックの境は、個と公の境は、家庭だと思っている。日本型の社会の本来は家庭である。それが正しいと思い、それを回復させなきゃならないと思っている。僕の基本的な家族観である。
世の中には色んな家族観があるのは当然であるが、基本的に夫婦別姓は、本来的に合わないと思っている。一人っ子を理由に事実婚で暮らしている場合がある。そこは全体の利益のためには、社会全体の妥当性という事も考えなければならない。この程度のことを4年前に申し上げたと思う。難しい。だったら、選択的夫婦別姓でもいいじゃないですかと、言われてしまう。
ななの会: 臓器提供法は、私自身、臓器提供はしなくないけど、生命に関わる人には臓器提供法は、必要です。選択的夫婦別姓について、自分は別姓をしないが、選択制があっても良いじゃないですか。
◇森市長 :一寸似ているね。そうゆう世論にはなっていない。軸足は選択制までいっていない。そうゆう世論になっていれば身体を張って抵抗しない。
◎ななの会:国家で言えば家族が基本になる。
◇森市長 :私と公の境は個人との境ではない。公と個。私個人が個で私個人でないものは公になる。夫婦と子どもは内。多面性の中で夫婦と子どものユニットは自分の心の落ち着きとなる。
◎ななの会:フランスでは、個人と個人から為る家族は共存していて、とても仲良しです。個と家族は対立する概念ではない。公の面とはどんな事でしょう。
◇森市長 :個人主義は正しい考え方です。日本では歪んでいる。
◎ななの会:利己主義?では。
◇森市長 :そうです。伝統的な家族を回復させたいので、夫婦別姓でないほうが、回復に繋がりやすい。
◎ななの会:私達も家族を大切にしたいので、別姓です。個と個の思いが通じる家族でありたい。自分の姓を残したいので、そのような選択ができないものか。そうでない多様性もあるわけで、単位もシングルマザー、シングル、色んな家族形態がある。4年前と全く変わらないのは、市長として「どのように考えていられたのか」。施策も変わるはず。色んな生き方を生きやすい社会であって欲しい。
◇森市長 :その方が望ましい。フランスでは多様な家族観を社会が認めて53%は私生児です。このような社会が本来的である。少子化の答はその様に多様性を認めないと出てこない。日本では公の場で発言したら多くのクレームがくる。貴方の立場ではそうゆう事をゆうべきじゃない。まだ、世論が形成されていない。
◎ななの会:それを認めない社会は怖いと思いませんか。
◇森市長 :市長として外に向かって言っている。「多様な家族観・男性の家事労働時間」からスタート。長寿化が起こると少子化になる。学問的にもいわれている。婦中のタウン・ミーテングの最後に言いました。若夫婦が、二人で、家事しようが、お風呂を洗おうが、洗濯しようが、勝手です。気をつけなくてはいけないのは「お前、何をしとんがか。」と親が言わないこと。昭和23年生まれを境にして変わっていく。結論として。個人的には夫婦別姓は本来的ではないと思っている。しかし、多様な考え方があるので、選択制は理論的には認めざるを得ないが、そこまでの世論になっていないのが現状である。韓国では、先年、個籍になったが、同姓同本で血縁集団が続く。日本は選択的夫婦別姓を採用しても、別姓の人は少ない。
◎ななの会:100人の内何人かです。次ぎに選択議定書はどうでしょう。地方議会でも批准要請していまが。
◇森市長 :国会の話です。制度上の自治体の役割は異なる。
◎ななの会:私の幼い頃の家族・近所が理想とおっしゃるけど。
◇森市長 :50年・60年かけておかしくなってきたから、50年・60年かけて直していく。
◎ななの会:全世帯の1/3がいわゆるモデル家族、1/3は老若のシングル、暮らしにくくなっている。
◇森市長 :現象として悲観的。色んな要素がある。みんなが選んでいるんだろうが、クールに見える生き方が格好いいとか。自分の力でそうなっているのでしょう。
◎ななの会:結婚したくても食べていけないので、クールぶっているのでしょう。近代の法体系は個人が単位としてできています。お互い個人と個人とが家族という緩やかな絆で結ばれている。私には、市長のいわれる公と個の区別が分かりません。もっと考えます。私は長男と一人っ子の結婚だったので、姓が決まらなかった。「俺の姓にして欲しい」「私の姓になって欲しい」と言えないのでズルズル1960年13年間別姓。子が生まれると婚姻届け・ペーパー離婚で最後は私が妥協。今でも、私の名前は塚本である。戸籍にも書いて欲しい。夫婦でも私は個人なんだなと思います。
◇森市長 :民法の家族法を抜本的に直すこと、戸籍法だけ直してもダメです。
◎ななの会:夫は「同姓になったから、お前は俺の所有物だ」と思う。同姓になれば、吸収合併と同じで上下関係ができます。
◇森市長 :僕は婚姻で改姓したことがない。わからない。うちのかみさんだって不満がたまってるかも。
◎ななの会:DV、殺人事件があり、男性が暴力で支配しようとする。年配層だけでなく、若い世代にも男女間の歪みがある。正統な人権感覚ではない。子ども達に教えて欲しい。
◇森市長 :暴力に対する自己規制が上手くできない社会になってきている。社会問題として、非常に未成熟な人が多くなってきている。法律以前の問題だ。
社会のありようがどこかで現われている自殺率は、富山市が合併したらかえって上がった。経済的理由だけではない。羊羹をきるような解決法はない。孤独に耐えかねる、暴力に対するコントロールのなさからでしょう。
◎ななの会:300日問題はどうですか。
◇森市長 :解決には時間はかからない。非嫡出子の問題はナンセンスです。国籍法の問題は深刻です。僅かの金を貰って偽装結婚は一人しかできないが、偽装認知なら一人で何百人も出来る。
◎ななの会:認知されずに困っている子どもいるから国籍法が改正された。
◇森市長 :別姓法案は2002年の森山法相の時も未成立。議員立法の理解者を増やすしかない。娘の夫より孫が見たい。娘達を目の中に入れて育ててきた。
◎ななの会:夫と適当な距離感を保つために、選択的夫婦別姓が良いと思います。貴重な時間をありがとうございました。
2009年7月20日7月27日実施 2009年8月6日発表