ソフトバンク・大隣が14日、野球の日本代表監督・小久保氏への恩返しを誓った。今季は6月に国指定の難病・黄色靭帯骨化症の除去手術を受けたが、“学会レベル”の回復を見せて、この日リハビリを完了。今後は宮崎・フェニックスリーグで実戦復帰する予定だが、もちろん最終目標は完全復活。師匠・小久保氏に成長した姿を見せるためにも、2大会連続の侍ジャパン入りを目指す。
大隣が晴れ晴れした表情でおよそ3か月のリハビリ生活を送った西戸崎合宿所を後にした。
今季はWBC日本代表に選ばれて、1次ラウンド・キューバ戦、2次ラウンド・オランダ戦の2試合に先発。大きな自信を胸に昨季12勝からの飛躍が期待された。しかし、シーズン序盤で腰痛を発症。国指定の難病・黄色靭帯骨化症と診断され手術を受けた。過去にはオリックス・酒井勉(現楽天二軍チーフ投手コーチ)など、復帰できないまま引退にいたったケースもある難病だ。
それでも驚異のペースでリハビリ生活を完了。「1日1日よくなっている。100%になるまでには何年もかかるみたいですが、自分が描いているよりスムーズに来た。鳥井田さん(コンディショニングコーチ)からも学会レベルやなって言われた。症状が軽いうちに手術した分、よかったのかもしれません」。大隣は明るい表情で話した。
今後は来季の開幕に照準を合わせていくことになる。さらにその先には、2大会連続のWBC出場を見据えている。侍ジャパンの新たな監督は、昨季までの主将・小久保氏。大隣にとって、絶えず熱い叱咤激励の言葉を浴びせられてきた“恩師”だ。
「小久保さんの言葉で自分の中でのプロ野球生活を築けた部分がある。プロ野球生活の1ページを教えてもらった。少しでも恩返ししたいという気持ちもあります。僕も1回で終わりとは思ってない。もっと実績を残して、成長した姿を見せたい。呼んでもらえるようにしっかりレベルアップしたい」
大隣は16日にチームの全体練習に合流後、宮崎・フェニックスリーグでの復帰登板を果たす予定だ。今季は思わぬ悔しいシーズンとなってしまったが、負けることなくさらなる高みを目指していくつもりだ。
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