安藤美姫に厳しい現実…心機一転日本脱出も
2013年10月16日 11時00分
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4月に女児を出産したフィギュアスケートの安藤美姫(25=新横浜プリンスクラブ)が「日本脱出」の構えを見せている。関東選手権(14日、新横浜スケートセンター)女子フリーに臨んだ安藤は91・05点をマークし、ショートプログラム(SP)との合計147・30点で優勝した。内容的には精彩を欠く演技で得点が伸びず、厳しい現実を突きつけられた。このため、安藤陣営はソチ五輪予選となる12月の全日本選手権(埼玉)に向け、海外での仕切り直しを検討している。
国内初お披露目となるフリー曲「火の鳥」の演技を終えると、安藤は納得がいかないように肩を落とした。冒頭の3回転ルッツと3回転ループが回転不足の判定。その後も転倒し、最後のスピンはまさかのレベル1だった。相手関係で優勝こそ飾ったが、昨年の全日本選手権なら10位相当の得点。元世界女王にとっては屈辱の成績だった。
会場には多くのファンが詰めかけ、美姫ママへ温かい声援を送った。しかし、現実は厳しい。「SPは(復帰戦となった)ネーベルホルン杯に比べ良くなっている。でも、ジャッジの点が伸びない」(安藤に近い関係者)という声はあるが「フィギュア人気が高い日本では(ファンの)厳しい目もあるので厳正です。特に今年は五輪の選考がかかる。安藤選手だけ“お情け”なんてない」(日本スケート連盟関係者)。全日本10位…これが現時点での“実力”と言っていいだろう。
11月の東日本選手権(群馬)、そして運命の全日本選手権(12月)までわずか2か月。現状からすれば、安藤の五輪切符獲得の可能性は非常に低いと言わざるを得ない。だが、元世界女王は決してあきらめない。
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