TPP参加に前向き＝動向把握し来年判断―韓国企画財政相

　【ソウル時事】20カ国・地域（G20）財務相・中央銀行総裁会議出席などのためワシントンを訪問している韓国の玄※（※＝日ヘンに午）錫経済副総理兼企画財政相は12日（現地時間）、韓国記者団との懇談で、環太平洋連携協定（TPP）に関し「いつかは入らなければならない。差し迫った事案がなくても、大きな貿易秩序であるだけに、消極的であってはいけない」と参加に前向きな考えを示した。聯合ニュースが伝えた。
　ただ、「まだ決定しておらず、動向を把握中だ。来年ごろに交渉の輪郭がはっきりすれば、われわれも判断しなければならないだろう」とも述べ、現在行われているTPP交渉が一段落した段階で、交渉参加について結論を出したいとの意向を示した。