新日本プロレス(手塚要社長)は12日、東京・新木場1stリングで「公開入門オーディション」を開催した。約100通の応募から書類選考を通過した13人が参加。永田裕志、棚橋弘至ら審査員と約150人の観衆が見守る中、レスリングのスパーリングや、スクワット500回などのメニューをこなした。
審査の結果、アマチュア部門のレスリングチーム「ブシロードクラブ」所属として昨年の全日本選手権フリースタイル120キロ級を制した岡倫之(22=日本大学)、プロ部門の新日プロ所属としてアニマル浜口ジム出身の本城匠(21)の2人が合格を果たした。
プロ部門の即戦力は本城だが、岡にかかる期待も大きい。2016年リオと20年東京五輪出場を目指す全日本王者・岡は将来的なプロレス転向にも前向き。永田を横にして「プロレスラーになるとしたら、棚橋選手のような会場を沸かす選手になりたい」と堂々発言し目を輝かせた。
また岡は大型&コワモテな見た目とは打って変わって、アニメオタクという一面も持つ。昨年12月に訪れたコミックマーケットのブシロード販売ブースで同社の木谷高明社長と出会い、ブシロードクラブに「運命を感じた」とテスト受験の経緯を説明。だが一番好きなアニメは他社作品である「僕は友達が少ない」を堂々と挙げる強心臓ぶり。ウソでもブシロード関連のアニメの名前を挙げるべきだったが、筋金入りのアニメオタクだけに、そこだけは自分を偽ることはできない…。
なお新日プロが公開形式の入門テストを開催したのは、今年のG1覇者・内藤哲也が合格を果たした05年11月以来8年ぶり。手塚社長は「いろいろな人に知ってもらいたかったですし、見てる方にはプロレスラーがどれだけ厳しい練習に耐えてリングに上がっているのかが伝わったと思う。来年以降も続けて、未来のスターを発掘したい」と手ごたえを感じ取った様子だった。
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