全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・諏訪魔(36)が、「禁じ手」による至宝死守を予告した。27日の東京・両国国技館大会で初代王道トーナメント覇者の曙(44)との頂上対決に臨む諏訪魔は、オキテ破りの「ヨコヅナインパクト(曙式パイルドライバー)」の投入を示唆。王道戦士を震撼させた曙の新兵器を本人に突き刺し、3冠王者の威厳を示す。
真の王道マット最強男を決める3冠戦を控えた諏訪魔は、全日道場でジュニアのSUSHIを相手に練習を公開。
スタンドやグラウンドなど、あらゆる局面からスリーパーに持ち込んで圧倒。持久力に難を抱える曙のスタミナを奪い尽くす対策で、裸絞め自体は7月シリーズから試験的に取り入れていた。しかも、故ジャンボ鶴田さんにこの技を伝授された渕正信(59)から直接習得した「万力スリーパー」だ。
8・25大田区決戦では潮﨑豪の意識も刈り取ったことがあり、諏訪魔は「横綱を絞め落としたら俺のスリーパーも認知される。フィニッシュ技に昇華させることが大事」と胸を張った。
奥の手もある。脳天杭打ちだ。諏訪魔は「秘策がある。いわゆるオキテ破り。どんだけ危険極まりないか、俺が分からせてやる」と豪語した。
曙は9月に開催された王道トーナメントから新技の脳天杭打ちを解禁。想像を絶する破壊力に、最初の被害者となった秋山準が「禁じ手にした方がいい」と訴えたほどだ。だが、その後も曙は耳を貸すことなく、準決勝戦でバンビ・キラー(9・19豊橋)、決勝戦で潮﨑(9・23名古屋)を一発でKO。現在まで“致死率”は100%で、屈強な王道戦士から最も恐れられる殺人兵器となっている。
とはいえ曙も逆の立場になると、210キロの自重が脳天と首にのしかかる致命傷となる。曙を岩石落としで投げ切った怪力男・諏訪魔ならば、持ち上げることは可能だ。しかしこの技の実行経験が少ない諏訪魔の一撃だけに、フィニッシュは不安定そのもの。誰もいない道場で衝撃を吸収するマットに突き刺されたSUSHIはあえなく失神…。
絶好調の曙を食い止めるべく、諏訪魔は手段を選ばない。
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