しつこく「Ｕ系」を連呼する大仁田に髙山（右）の表情が一変

　暴動覚悟じゃ。「越後大花火」（１４日、新潟・朱鷺メッセ）の「ノーロープ有刺鉄線エベレスト電流爆破デスマッチ」に出撃する帝王・髙山善廣（４７）が、Ｕ殺法での「ノー爆破マッチ」敢行を予告した。

　ＮＯＳＡＷＡ論外と組み初の爆破マッチに出場する髙山は１０日、対戦相手の大仁田厚、田中将斗組と会見に臨んだ。この席上、大仁田から「ＵＷＦ系初の爆破」「まさかＵ系が出てくれるとは」…と「ＵＷＦ出身」を強調され、表情を一変。「あまりにもＵ系としつこいんで、ＵＷＦ出身らしい勝ち方をする。ヒールホールドでヒザをぶっ壊してまた引退させてやる」と瞬殺を勧告した。

　地方都市初となる今回の爆破マッチは消防法の規定が首都圏よりも緩く、火薬の量は通常の２倍になるという。大仁田が「史上最大の爆破」と豪語する通り、まさにエベレスト級の爆破力となるが、一度も被弾がないまま関節技で瞬く間に決着がついてしまえば、暴動に発展する可能性もある。

　だが髙山は「ファンは怒るが、一度も爆破がないのも面白い」と不敵な面構え。爆破王の邪道に史上最大の屈辱を与えるハラだ。