参院議員のアントニオ猪木(70)が10日、9月下旬に南西部が大地震に見舞われたパキスタンの視察から帰国した。
昨年はプロレス興行を開催するなど、パキスタンとゆかりの深い猪木は今回、私人として渡航。現地は治安の悪化も重なり、正確な被災状況を把握することは困難で国境なき医師団も思うような活動ができないのが実情という。
支援物資を届ける前に過激派によって狙撃される事態も起きている。だがテロ行為が横行しようが、いかなる過酷な環境下でも迷わず行動する「闘魂外交」は健在だ。
猪木はパキスタン北東部のラワール・ピンディーにNPO法人「スポーツ平和交流協会」を設立。生活の基盤となる井戸を掘り、小学校も建設する予定という。教育を受けられない子供も多く、テロ思想などを刷り込まれてしまう。それらを未然に防ぐため、平和的な解決を図りたい考えだ。
さらに、猪木はタリバン政権の有力議員と直接面会。テロが減らない原因を詰問すると「恥ずかしい思いをしています」と謝罪の言葉も口にしてきたという。
今後はスポーツ側からの交流促進を計画しており、パキスタンでの震災復興チャリティー大会の開催も検討中。猪木が1979年に対戦したジュペール・ペールワンのおいに当たるバルーン・アビッドとも対面した。
猪木は「15歳ですが、正式に入門ということで。180センチを超えて、たくましい体になってる。とりあえず日本に呼んでですね」と明言。主宰するIGFの練習生として東京・高円寺の猪木道場で修行を積ませるつもりだ。
古希を過ぎてもエネルギッシュに動き回る猪木は「井戸、小学校に関しては国が動く前に自分で動けますし。危ないからこそ行かないといけない。何回か足を運ばないといけない」と信念に基づき、精力的な活動を続ける。
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