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東京を震度5が襲うのか 地震雲第一人者が警告

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2013年3月27日 掲載
 26日午後8時48分ごろ、茨城県沖で震源の深さが約10キロ、M4.8の地震が発生した。土浦市や千葉県銚子市で震度3の揺れを観測。55分ごろにも、同沖でM4.6の地震が起き、水戸市などは震度3と発表された。

 相変わらず、房総沖あたりは不安定だ。最近は東京23区や箱根山周辺の地震活動が活発化し、東京直下の前兆かと注目を浴びているだけに不気味な動きである。

 異変は“陸”だけではない。空も警告を発している。地震雲の第一人者で北陸地震雲予知研究観測所の上出孝之所長がこう言う。

「26日の午前9時から正午ごろ、千葉や茨城方面の空で黒とグレーが混じった地震積雲が発生しています。24日には、東京方面に黒色の断層型の地震雲が出ていました。これらを総合すると、27日から7日以内、最大で9日以内に東北から関東(福島、茨城、栃木、千葉、東京、神奈川)でM5~6の地震が起きる可能性がある。震度4~5程度と推測されます」

 上出氏によれば、地震雲は「地震が起こる前に岩板に強い力が加わることで発生した電磁気が、プラスイオンとともに上昇し、水蒸気に影響を及ぼしてできる」という。

 観測を続けて30年以上。上出氏は地震の前兆を見つけると、マスコミや関係する自治体などに発信している。12年の1年間では、48回予知したうち42回の高い的中率を出した。それだけに侮れない。

 東京で震度5が起これば、3・11大震災時の混乱が予想される。注意が必要だ。
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