これが「地球自転発電システム」
2013年10月16日 11時00分
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試行錯誤の末、出来上がったのが写真の「地球自転発電機」のモデルだ。南極点の真上に巨大なやじろべえを乗せるとどうなるか。理論的にはやじろべえは回転せずに、地球だけが回転する。
「酒瓶に乗せて、瓶だけ回してみたら、やじろべえが回らなかったので『イケる!』と思った」(和合さん)。写真のモデルでは、バランスを取るための4本腕のやじろべえが回転台の上に乗っている。台を回すと、上のやじろべえは回転しないが、中心の豆電球がピカッと光った。確かに発電している!
構想では、南極の大地に直径10キロの円形の歯車を設置。自転によってその歯車も南極点を中心として回転する。そして、やじろべえに取り付けられた発電機に歯車がかみ合って回ることで発電する仕組みだ。やじろべえ自体の高さは地上100メートルになろう。
「その大きさでも試作段階。世界中の電力を賄うのなら、もっと巨大な設備が必要になる」
そう話す中薗さんは「現在の世界の消費電力と比較して、自転エネルギーはその100億倍」と解説する。スケールが大きすぎて想像もできないが、日本を含めたエネルギー資源の貧弱な国はおろか、世界が資源の悩みから解放される。
「今回のモデルは自転発電のきっかけとなるもの。これが発表されて『発電はできる』『できない』とかんかんがくがくの議論が生まれる。それによって、具体的な話が進むことを願う。実現にあたっては日本だけでなく、世界規模の話になる」(同)
送電はどうするんだ。こんな巨大な設備をどうやって造るんだ。地球の自転に影響は出ないのか――。そんな疑問が出ることは、2人は百も承知。細かい話はさておいて、未来につながる技術を世界で発展させたい。「地球が将来滅びていないなら、これはできるんです」(同)。夢の第一歩が踏み出された。
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