NMB使ったPRも大失敗 社員はボーナスを心配
事情に詳しい関係者は「NMBの観賞会は、あまりの大コケに緊急会議を開いて決めたようだ。功労者である松本さんに『コケた』というイメージを付けさせるわけにいかない、という焦りから企画されたが、あの映画をアイドルに見せても違和感が残るだけ。PRとしては大失敗」と指摘した。
もっとも、この映画は公開前から失敗の連続だった。9月上旬の「トロント国際映画祭」に出品されたが、地元紙から59作品中最低の評価を受けるなどの酷評ぶり。「それでもこの映画祭では『観客賞』の候補に挙がっていたんです。でも受賞したのは園子温監督の『地獄でなぜ悪い』。同じ日本映画に取られてしまった」(同)
しかも、受賞した「地獄でなぜ悪い」には吉本所属で松本の後輩である友近(40)が出演している。「所属芸人の出演作が海外で賞を受賞したのだから本来なら吉本にとってもプラスの話題のはずだが、今回は『松本さんが友近に負けた』みたいに取られるので、吉本も黙っているしかなかった」(同)
吉本の松本擁護は必死だ。「R100」に関して批判的な記事がネット上に出始めると、これを目立たなくするため好意的な記事を書くように各メディアに頼みまくったというのだ。「『松本さんの批判は許さない』ってことでしょうが、映画なんて賛否両論あるのが当たり前。そんなことに力を入れてるから客が入らないんですよ」(前出の映画関係者)
キャストに大森南朋(41)、大地真央(57)、寺島しのぶ(40)ら大物を起用した上、莫大な宣伝費を使ったため、かなりの製作費がかかっている。「赤字額は10億円くらいになるのでは? 製作費のほとんどを吉本が出しているので、相当のマイナスになるでしょう。ヒットしたら社員に金一封でも出るところだが、今では冬のボーナスを心配している社員の方が多い」(同)。吉本社内が混乱するのもムリはない。
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