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【大リーグ】

上原&田沢はそろって無失点 打線の友撃なくても好投続く

2013年10月14日 紙面から

◇ALCS第1戦 タイガース1−0レッドソックス

 日本人コンビの無失点救援も実らなかった。守護神・上原は1点を追う9回に4番手で登板。「点をこれ以上やれない」という緊張感の中、2安打を許して1死二、三塁のピンチを招いたが、ケリーを三振、最後は4番フィルダーの浅い飛球を遊撃手ドルーが背走しながらスーパーキャッチ。味方の好守もあって無失点に抑えた。

 「先頭を出しておかしくなった。ちょっと危なかった」と肝を冷やした上原。同点になれば延長10回も投げる予定だったが、残念ながら打線の反撃はなし。「ゼロに終わったことが一番大きい」と自身の投球を振り返りつつも、チームの敗戦に声のトーンは沈みがちだった。

 田沢も1点を追う7回1死一塁の場面で2番手として登板。「試合(間隔)が空いてたんで、浮ついた感があった」と納得のいく内容ではなかったものの、上位打線を三ゴロと右飛に打ち取り「抑えられてよかった」と結果には満足した。

 これでPSに入ってから上原は4試合に登板。田沢は5試合すべてでマウンドに上がっている。疲労の蓄積も心配されるが、田沢は「逆に感謝したい」と意気に感じている様子。本拠地での初戦は痛い黒星。だが、日本人コンビが勝利の雄たけびを上げるチャンスは、まだまだ残っているはずだ。 (賢)

 

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