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【大リーグ】レッドソックス、1安打完封負け PS本拠地95年ぶりの屈辱2013年10月14日 紙面から ◇ALCS第1戦 タイガース1−0レッドソックスかろうじて“赤っ恥”を免れた。9回1死。ダニエル・ナバ外野手(30)が相手守護神ベノアから中前安打を放ち、これがチーム初安打。メジャー最古、開場101年目を迎えたフェンウェイパーク名物の手動式スコアボードで「H」の木板が「0」から「1」に差し替えられ、観客席からは異様などよめきと歓声が上がった。 「ノーヒッターを食らう可能性なんて、あの時点では全く考えてなかった。0−1の試合だったし、何とか同点のきっかけをつかみたいとだけ思っていた」。ナバは静かな口調で語った。 結局、本拠地では1918年のワールドシリーズ(WS)第6戦以来95年ぶりのPS完封負け。それでも、ファレル監督は「相手先発を6回、1点差で引きずり下ろしたのは成功だ。うちの連中は終わったことは忘れられるし、明日戦う準備はできている」と前を向いた。 カギは1回1死一、二塁、主砲オルティスの打席だった。微妙な2度のハーフスイングを空振りと判定され、四球だと信じて一塁に歩きかけた大砲は両手を広げて盛大に毒づいた。スムーズな試合進行が身上のウエスト球審は2010年、レッドソックス−ヤンキースがいつも4時間以上を要することについて「痛ましいし、恥ずかしい」と語ったこともある。 オルティスの抗議後はRソックスの不利に働いた微妙な判定が多く、PSでは球団史上最多の17三振。やはり同球審に食ってかかったビクトリノは「誤審だと思った場面もあったが、試合をコントロールするのは彼だからね」と複雑な表情だった。 それでも、黒星発進は黒星発進。屈辱のゼロ封から巻き返しを期す13日の第2戦。レギュラーシーズンで両リーグ断トツの853得点をたたき出し、地区シリーズでも4試合で26点を挙げた最強打線が、このまま黙っているわけにはいかない。 PR情報
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