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【スポーツ】青学大・東條が1部初完封 桐光・松井の先輩2013年10月11日 紙面から
◇東都大学野球<第5週第2日> 青学大2−0中大(10日・神宮) 青学大が2−0で中大に連勝し今季初の勝ち点を挙げた。東條大樹投手(4年・桐光学園)が3安打に抑えて1部で初完封勝利。中大は、2試合連続先発の島袋洋奨投手(3年・興南)を打線が援護できず、3カード続けて勝ち点を落とした。1部初昇格の拓大は6−3で駒大に連勝、勝ち点を2とした。高橋弘樹内野手(4年・拓大紅陵)が前日(9日)に続いて4打点、2戦合わせて8打点と大活躍した。 ラストシーズンで初完封を果たした。青学大の東條が三塁を踏ませない快投。「ちょっと遅すぎたかなと思いますが、まだ試合が残っているので全部勝ちにいきます」。桐光学園で甲子園にも出場、最速145キロでプロスカウトも注目したサイド右腕が、右肘痛を乗り越えて神宮で輝いた。 青学大では1年秋に初勝利。しかし右肘靱帯(じんたい)を痛めてしまい、2、3年のときは全く投げられなかった。「心が折れかかったとき、同級生の斎藤が話を聞いてくれたので頑張れました」。皮肉にも、主将でありエースであるその斎藤が不調でリリーフに回ったため、先発が巡ってきた。コントロールが抜群で無四球。140キロ台前半の直球とスライダー、ツーシームを低めに集めて凡打の山を築いた。桐光学園といえば、いまや松井だが、東條もエースを張っていた。早大主将の東條航内野手は桐光学園の同級生。向こうは3番だったが、大学では水をあけられた。「3年の夏ごろ、航が“桐光の東條”にはオレがなると言っていた。そうなっていたので悔しい部分があった」。今春2勝したのに続いて、今度は初完封。その差もちょっとだけ詰めた。もともと制球難だったことで始めたサイドスロー。お手本にしているのは、ヤクルトの館山、西武の十亀。卒業後の進路はJR東日本に内定。社会人の強豪で、さらに鍛えて上を目指す。 (小原栄二) PR情報
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