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【グラニュース】


小川、残り6試合で3点取る

2013年10月14日 紙面から

大台の10得点への意欲を語ったグランパスのMF小川(中央)=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで

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 名古屋グランパスのMF小川佳純(29)が13日、2桁10得点を今季のノルマに掲げた。現在7得点で残り6試合であと3得点必要。小川は「チャンスは毎試合ある。それを決められるかどうか」と目標達成は可能と力説。08年に11得点して以来5年ぶりの大台到達で、チームのラストスパートにも貢献する。

 2桁得点は一流選手の証し。昨季Jリーグでクリアしたのは16人で、MF登録の選手となると柿谷(C大阪)とレアンドロ・ドミンゲス(柏)の2人しかいない。この大台への意識を、小川は隠そうとしなかった。

 「1桁と2桁では気分が違う。MFのボクが10点取れば、点を取ったという実感はできるでしょうね。あと3点。取りたいです」

 最近はゴールから遠ざかっている。最後に得点したのは8月3日の磐田戦。小川は「コンディション自体は悪くない。シュートがGKにスーパーセーブされたり、ポストやバーに当たったりしている。運のせいにはしたくないけど」と顔をしかめる。

 得点には至っていないが、1試合で1、2度は決定的なチャンスがある。「それを決められるかどうか。6試合で3点というのは取れない数字じゃない」と小川は言う。決定力を高めれば、ゴール連発はできると自信を口にした。

 小川の得点が止まったのと軌を一にして、チームも失速している。小川の躍動はグランパス復調のカギも握っている。「今の順位(13位)でいいわけがない。一つでも上を目指すのは当たり前」と力を込める。

 2桁ゴールを目指す小川の活力が、目標を見失いかけたグランパスのエネルギー源になる。 (木村尚公)

◆田中隼、足首痛で練習回避

 DF田中隼は右足首痛でグラウンドでの練習を回避した。12日の練習試合のFC岐阜戦で痛めたという。「(新聞に)書くほどのことじゃないですよ。寝れば治る」と田中隼は軽傷を強調。代えの効かない不動の右サイドバックだけに、言葉通りの早期復帰が望まれる。

 

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