日本でゲイ売春する韓国男性が社会問題に 現代の「従軍慰安婦」との声も
摘発された男性の店のホームページより。
この韓国人オーナーは今年7月8日、金海空港に入国する際に約6565ウォンを隠して持ち込もうとして拘束され、日本での“犯行”について自供。男性は2010年3月新宿に男性マッサージ店を設立。筋肉質な韓国人男性が日本人男性客にマッサージをかくれみのに性行為を行っていた。日本ゲイシーンで人気を集めたという。同店のプロフィールには「韓国放送出演の経験」「韓国海兵隊出身」などと書かれていたという。
今回摘発された元従業員は同性愛者ではなかったが、大金を得ることができるという誘いに乗り、同店で働いていたという。従業員はフィットネストレーナー、ボディビルダーなどの職業歴をもついずれも筋肉質な男性ばかり。だが従業員の一部は、韓国に戻ってから女性と結婚していて、同性愛者はほんの一部。元従業員は「ノンケなのに男を相手に売春をするのは苦しかった」と供述している。
オーナーは韓国のゲイサイトで従業員を募り「韓国人男性は、日本では日本人よりも人気が高く、平均月収が50万〜60万円、月に100万円以上稼ぐ人も多い」「日本で正式に認可されたマッサージ店であり、取り締まりの心配はない」「航空券と宿も提供する」とうたい、多くの応募があったという。
とはいえ売春行為があるとは告知せず、多くの韓国人男性を日本に送りこみ、性サービスを強要したという。男性たちの一部は嫌がりすぐに帰国してしまったが、ほとんどの男性は高額な給与の誘惑に負けて働くことにしたという。今回摘発されたマッサージ店のほか、東京と大阪で5〜9の店があったと見られている。また韓国内にも日本企業のスタッフを相手するために店を開いていたという。
この事件は昨今の韓国内の不況により、日本で売春を行わなければならなかったということで「従軍慰安婦」になぞらえる声もあるといい、韓国では大きなショックを与えている。
参照:dongA.com
(文/勅使河原隆弘)