【ルクセンブルク=御調昌邦】ユーロ圏財務相会合のデイセルブルム議長(オランダ財務相)は14日、ギリシャへの追加支援問題に関連し、今年12月~来年1月の会合で一定の方針を示す考えを示した。ギリシャは来年末までに資金が不足する見通しで、資金の穴埋め策を検討しなければならない状況にある。
ルクセンブルクで同日開いたユーロ圏財務相会合はギリシャ問題について議論したが、同国への合同調査団の査定が一時中断されており、資金穴埋め策などの本格的な検討は先送りした。会合後に記者会見したデイセルブルム議長は具体策について「言及するのは時期尚早だ」と繰り返した。
一方、欧州中央銀行(ECB)のアスムセン専務理事は同日、ルクセンブルクで記者団に対し、ギリシャの資金不足について言及。そのうえで「(ECBによるギリシャ国債の)借り換えなどは絶対にできない」と述べた。ギリシャ政府はECBなどが国債の借り換えをしなければ資金が不足するとして、ECBなどに協力を求めている。
ギリシャ、デイセルブルム、ルクセンブルク、財務相会合
日経平均(円) | 14,441.54 | +36.80 | 15日 大引 |
---|---|---|---|
NYダウ(ドル) | 15,218.97 | -82.29 | 15日 15:09 |
英FTSE100 | 6,549.11 | +41.46 | 15日 16:35 |
ドル/円 | 98.31 - .32 | -0.09円高 | 16日 4:04 |
ユーロ/円 | 132.91 - .94 | -0.50円高 | 16日 4:04 |
長期金利(%) | 0.665 | +0.015 | 15日 16:50 |
NY原油(ドル) | 102.41 | +0.39 | 14日 終値 |
各種サービスの説明をご覧ください。