私のキャンプの楽しみである食事ですが
これで作ると不思議と何でも美味しくなるんですよね。。。
そう、それは魔法の鉄鍋こと“ダッチオーブン”です!
煮る・炊く・揚げる・焼く・燻す・蒸すと
何でもこなす万能鍋なのです!!
フタの重みにより蒸気が逃げにくく
ポット内に軽く圧が掛かった状態で調理が出来ます。
さらに抜群の蓄熱性を活かし底面だけでなく
全方向から加熱を行え食材の旨みを最大限に引き出します。
スノーピークのダッチオーブンは初めからスキレットを含んだ
“リッド(フタ)+スキレット(深いフライパン)+ポット(ナベ)”の
3パーツで構成されているので、様々な料理に応用が利きます。
また『和鉄』『ぶんぶく』と2つのシリーズをご用意していますが、
違いはご存じでらっしゃいますか?
共通していることはどちらも鋳鉄(鋳物)で
『和鉄』は南部鉄器、『ぶんぶく』は山形鋳鉄と
東北地方に古くから伝わる日本の伝統技術を活かして
職人さんが手作りで作っております。
その技術により硬度の高い鉄を使用出来、肉薄製造が可能となり
調理に適した鍋の厚さを実現しています。
肉厚すぎると蓄熱しすぎ、焦げや煮崩れが起きやすくなります。
また炭素を多く含むためサビにくいという特色もあります。
道路のマンホールも炭素を多く含むのですが
サビサビのマンホールって見かけないですよね?
↓ 和鉄ダッチオーブン ↓
『和鉄』はポットもスキレットも底面がフラットなので
IHヒーターでも調理可能です。
表面には防錆塗料が塗ってあるので、初回使用前には
シーズニングという油慣らしが必要です。
↓ ぶんぶく ↓
『ぶんぶく』のポットは脚付なのでスタンドがなくても
焚火台に乗せたり薪ストーブの中に入れたりできます。
ちなみにスキレットの底面はフラットです。
砂鉄の量が多いため高密度で強度が高く、表面が非常に滑らか。
表面には油のなじみが非常に良い天然漆が焼き付け塗装され、
さらにその下を特殊硬化層で覆われているので
鋳鉄の鉄面がむき出しになっていないためシーズニング不要です。
※使用を重ねると漆が剥がれることもあるので使用後は油を薄く引きましょう
ぶんぶく24とぶんぶく32はスタッキングできるので
岐阜店ではセット購入挑戦者をお待ちしております(爆)
さてダッチオーブンと聞いてイメージされるものって何でしょうか?
「料理が美味しく出来るのは分かるけど手入れが面倒そう」
という方が大多数ではないでしょうか?
しかしダッチオーブンの手入れは本当に面倒でしょうか?
初回使用前にシーズニングがしっかり終わっていれば
たとえ火加減を間違えて焦げ付かせてしまっても
焦げが剥がれないということは殆ど無いです。
洗剤で洗えないですけど、逆にいえば洗剤で洗わなくていいんです♪
私は洗い物が大っ嫌いなので嬉しいことこの上無いです(笑)
杉山流ダッチオーブンのお手入れをご紹介しましょう。
今回は煮込みハンバーグを作った後のスキレットを使用します。
①まず使用後はキッチンペーパーやスクレーパーなどでダッチの内側をふき取る
②冷えたダッチに水を入れて湯を沸かし、汚れが浮いたら湯を捨てる
③空だきして乾いたら油を薄く塗る!
④終了!!
ここでポイントなのですが、湯を沸かす際に緑茶のティーパックを入れます。
グツグツ煮込むと緑茶のタンニンという成分と鉄が化学結合するため
錆びにくくなりますし、料理の匂い消しにも効果があります。
ティーパックなら菜箸で摘まんで外側にもペタペタ塗れます♪
どうです?とても簡単じゃないですか?
このブログをご覧のあなたも是非“ダッチャー”を目指して下さい♪
棒線
ダッチオーブンの最高峰『ぶんぶく』!
日本の伝統技術を活かしたダッチオーブン『和鉄』!
横線
Tags: ダッチオーブン
こんちゃ~^^
煮込みハンバーグ美味しそうですね!!
ダッチオーブンは手入れが難しそうで今まで挑戦できませんでしたが…きれいに汚れが落ちるものなんですね!!
油を塗って黒光りする鉄肌を見てると、
なんだか私にもできそうな気がしてきました^^;
(ティーパックで錆を抑えるとは目からウロコの情報です!!)
ダッチオーブンのサイズは料理や人数で決まると思いますがどう選べばいいでしょうか?
これからもキャンプならではの料理を紹介して下さいね~!!
hinokumaさん
こんにちは。
いつもお読みいただき、またコメントいただき有難うございます。
煮込みハンバーグは簡単でいてとても美味しいのでおススメです!
まずハンバーグをプレヒートしたスキレットで焼くのですが
肉汁をしっかりと閉じ込めてくれるので
と~~~ってもジューシーに仕上がります♪
ダッチの手入れは本当に簡単ですよ。
特に寒い季節なんかは水に触れることなく
片付けれるので最高です!
そして使い込むほどに黒く輝き
手入れもしやすくなるので
愛着も湧いてきます。
hinokumaさんも是非どうぞ!!
サイズはご自身での使用とグルキャンを考えると
和鉄28かぶんぶく24がベターでは?
ぶんぶく24は和鉄24より容積が大きいので
なかなか使い勝手がいいですよ♪
こん^^
普段、オリーブオイルを塗ってしまう事が多いのですが
オリーブオイルを塗り続ける事とショートニングし続ける事ではダッチに違いが出てくるのでしょうかねぇ~?
あんまり気にする事は無いんでしょうかねぇ~
どうなんですか?
やっぱ、塩分が多い油は天敵ですよね。
あ!それと、オイラはダッチの使用頻度がそんなに多くないので片付ける時は新聞紙に包んでしまってるのですが
それも気にする事って無いんですか?
無知でごめんなさい。。。
煮込みハンバーグはわが子も大好物です。ダッチオーブンはいろんな料理に活躍するので、非常に重宝しています。残念ながら、今はSP社ではないんですが(苦笑)
でも、ぶんぶく24と32のセット購入はかなり勇気がいるかも(笑)
以前、ローストチキンを作った時に、鶏が大きすぎてもう少し大き目のダッチもいいかなと思ったこともあったので、検討してもいいかも。
黒光りしたダッチはなかなか魅力的ですよ。
でも、ロースタイルに向けての商品購入も検討中なので、ボーナスと要相談・・・
先日、購入したペンタ、昨日青川でデビューでしたが、二人では少し狭かったです(笑)
taketomo0928さん
こんばんは。
コメントいただき有難うございます。
保管時にオリーブオイルを塗るかショートニングを塗るかですが
どちらも効果は同じなもののベタツキに差があります。
ショートニングを塗った方がサラっとして
ダッチを素手で持ってもベトベトしません。
お好みでチョイスしてください(笑)
私はチューブに入ったショートニングをよく使用しますが
気温が低いと異様に硬くなり絞り出し辛いので
暖かい季節限定ですかね。
新聞紙にくるんでケースに収納すれば
ケースに油分が付きにくいので
皆様よくそうされます。
完全に冷めてから収納いただければ
ノープロブレムです。
大事なのは完全に冷めてからというところです。
というのも完全に冷めてないのに収納すれば
当然内部で結露が起きますよね。
結露が起きてそこに新聞紙があれば
新聞紙が結露を吸ってしまい
ダッチオーブンは長い間湿気に包まれてしまいます。
そこだけご注意いただければOKでっす!!
たっくんパパさん
お帰りなさいませ。
青川峡デュオキャンプはいかがでしたか?
私は木曜金曜とプライベートキャンプで吹雪に遭いました。。。
誤解を招くといけないので一言言わせていただきますが、
「私は絶対に晴れ男です!!」(爆)
でもペンタ+HD2.5の親子水入らずキャンプ実現して良かったですね♪
ペンタを使い距離もより近づいたのでは?
それとも近すぎでした!?
煮込みハンバーグがお子様の好物ということであれば
それを口実に誘い出してみてはいかがでしょう?
カボチャのケーキでよろしければ出向いてまた作りますよ♪
とりあえず『ぶんぶく』はセットでお取り置きしておきます。
大丈夫です、勇気を振り絞れば(爆)
いつも楽しく拝見しています。
ダッチオーブン現在C社とL社の12インチと10インチを所有しております。
和鉄に興味はあるもののダッチ3つは不要かなぁと思いながら、和鉄なら1つで済むしなどと思いながら(笑)
いつも焚き火でダッチを使用するため、鍋の周りがすすで真っ黒になるので、ついつい炊事場でたわしでゴシゴシしております。
洗浄後空焼きして薄くてんぷら油を塗ってますが、しばらく放置すると油の酸化した匂いがでるので、使用前に水洗いして使っています。
正直面倒な手入れ方法を行っていたなと反省しておりますが。。。
ショートニングだと酸化臭はないですか?
歌って踊れるお笑い登山家さん
いつもご覧頂き有難うございます!
すでに他社製ダッチを複数お持ちのようですが
和鉄もしくはぶんぶくならスキレットも一緒に持っていけるので
何かと便利ですよ!
私はパエリアやすき焼き、ピザなんかする時に
スキレットを使っています。
酸化臭ですが可能な限り油を薄~く引いていただければ
どちらでも気にならないかと思いますが、
ショートニングの方が幾分マシだと思います。
収納前に布かもしくはキッチンペーパーで
余分な油分をふき取ってみてください。