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酒に酔ってタクシー運転手の男性を蹴るなどして、13日に暴行の疑いで逮捕された元サッカー日本代表の前園真聖(まさきよ)さん(39)は14日、処分保留で釈放され、都内で謝罪会見を行った。「被害者の方をはじめ、たくさんの方々にご迷惑を掛けた」と謝罪。午前8時半頃まで酒を飲んだ後の行為で、ほとんど記憶がないことも明らかにした。「禁酒」を断言するとともに、解説などの仕事も当面自粛する意向だ。
ひげをそり、黒のスーツ姿で会見した前園さんは、約30分の質疑応答の間、直立不動で終始硬い表情。会見の冒頭と最後には「本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げた。目にはうっすらと涙が浮かんでいた。
12日夜はテレビのスポーツ番組に出演後、いったん世田谷区の自宅へ帰宅。その後、六本木へ繰り出し、午前1時ごろから8人で知人の誕生日祝いを行った。お祝いのシャンパンに加え、焼酎を4、5杯あおり、4時半ごろ、3人で新宿にある知人の店へ移動。その先の記憶はほとんどないが「2軒合わせて10杯ぐらい飲んだと思う」。
長時間の飲酒の末、午前8時半ごろ、タクシーに乗って自宅へ。自宅から約200メートル離れたところに着くと、吐きそうな前園さんを運転手が心配し、ビニール袋を手渡してくれたという。運転手を殴り、蹴ったのは車の外で吐いた後だった。警視庁玉川署に連行されても、深酒の酔いはさめず、我に返ったのは実に13日夕方。2度目の取り調べの頃だった。
初めて一夜を過ごした留置施設内で猛省。14日朝に送検されたが、その日のうちに釈放された。被害者とは午前9時に示談が成立し、電話でも謝罪意思を伝えたという。「まず運転手の方に一日も早くお会いして直接謝罪をしたいと思っています」と神妙な顔で話した。
ふだんから前園さんは自宅ではお酒をほとんど飲まず、飲酒の機会は、知人との席などに限られるという。昨年も一度、酒を飲んでタクシーの運転手と口論になったことを明かしたが、記憶をなくすほど飲んだのは「今回が初めてだった。気心が知れた仲間との席で、心の隙、甘えがあったからだと思う」と振り返り「お酒は控えなきゃいけないし、断ちます。お酒は正直好きじゃないので」と「禁酒」を宣言した。
サッカー解説などを続けるかどうかは未定。本人は「まだいろんな方にあいさつして話し合わないといけませんが、(評論などを)言っても説得力もないと思っているし、サッカーのことを語ったり、メディアに出るということはやるべきではないと思っています」と当面は自粛する意向を示した。11月4日の元代表・三浦淳寛氏の引退試合のメンバーとして発表されているが、所属事務所によると、出場するかどうかは未定だという。
(2013年10月15日06時03分 スポーツ報知)
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