議長不信任を批判の区長処分も10月15日 15時49分
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大阪市の橋下市長は記者団に対し淀川区の区長がみずからのツイッターで市議会で議長の不信任を決議した公明党など3会派を批判したことについて「議会の問題は大阪維新の会にも責任がある」として批判は不適切だという認識を示しました。
大阪・淀川区の榊正文区長は先週、みずからのツイッターで大阪市議会で議長の不信任を決議した公明党など3会派を「市民不在の政争に過ぎない」などと批判し現在は削除していますが3会派は反発しています。
これについて大阪市の橋下市長は記者団に対し「議会の行動に区長が意見をするのは公募区長を導入した効果の部分だと思う」と述べました。
一方で橋下市長は「議会の問題は維新の会にも責任があり維新の会を批判の対象から外したことは問題だ。3会派の議員が怒るのも無理はない」と述べ批判は不適切だという認識を示しました。
そして橋下市長は区長を処分すべきかどうか検討する考えを示しました。
また大阪府の松井知事は記者団に対し「区長は去年もツイッターで物議をかもしており自分の発言が適正かどうか考えた方がいい。悪いところがあれば厳しいチェックにさらされることを認識すべきだ」と述べ橋下市長に理解を示しました。
これに関連して3会派はきょう市側に抗議しました。
この中で公明党は「大阪維新の会を批判の対象から外すのは問題だ。市議会でもこの問題を議論する必要があると考えている」と述べたほか、自民党と民主党系は「混乱を招いたから投稿を削除するという姿勢に怒りを覚える」などと述べました。