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「あまちゃん」大友さんと音楽会
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十和田市現代美術館などを会場に開かれている「十和田奥入瀬芸術祭」の特別企画で、NHK朝の連続ドラマ「あまちゃん」の音楽を担当した大友良英さんと市民による「オーケストラ青い森!」が14日、同美術館前のアート広場で開かれた。大勢の市民が大友さんの指揮で即興の演奏を楽しんだ。
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オーケストラ青い森!は、弘前市出身の美術家・奈良美智さんがプロデュースした「青い森の小さな音楽会」の企画の一つ。大友さんは福島市育ちで、東日本大震災をきっかけに、音が出せれば誰でも参加できる即興の演奏会を本格的に始め、現在は全国各地で行っているという。
この日、会場には演奏者と観客合わせ約2千人が集まった。地元十和田市の三本木中、十和田中、第一中、三本木高付中などの生徒らや、市内外からも多くの人が集まり、それぞれトロンボーン、フルート、ギター、鈴、カスタネットなどの楽器を持参して参加した。
演奏者は約1時間のリハーサルの後、大友さんの指揮に合わせて即興で音の長さや音程、強弱などを変えながら演奏を楽しんだ。また、指揮者体験やあまちゃんのテーマ曲の演奏も行われ、演奏者も観客も一体となって盛り上がった。
トランペットで参加した三本木中3年の芋田遥菜さんは「地域のいろいろな人と関われるいい機会だった。即興に最初は戸惑ったけど、慣れてくると楽しかった」と話した。
またこの日は、十和田市現代美術館前で「秋マルシェPetit Marche Arts Towada−農とデザインが出会う場所−」も行われ、地元産野菜や米粉シチューなどが販売され、多くの人でにぎわった。
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