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事件発生まで署長相談を把握せず
10月13日 5時21分

事件発生まで署長相談を把握せず
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東京・三鷹市で女子高校生が殺害された事件で、女子高校生は事件当日、地元の警察署にストーカー被害の相談をしていましたが、警察署長がこれを把握したのは事件が起きたあとだったことが分かり、警視庁は対応が適切だったかどうか検証することにしています。

今月8日に東京・三鷹市の高校3年生、鈴木沙彩さん(18)が殺害された事件では、事件当日の午前中、女子生徒が両親とともに地元の三鷹警察署を訪れ、元交際相手の池永・チャールス・トーマス容疑者(21)からのストーカー被害について相談していました。
これについて警察署では相談の内容から危険が差し迫っている状況ではないと判断し、担当者から警察署長には報告がされず、署長が相談があったことを把握したのは事件が起きたあとだったことが分かりました。
おととし、長崎県で起きたストーカー殺人事件を教訓に警察庁は警察署がストーカー被害の相談を受け、早急な対応が必要な場合は速やかに署長に報告し、対応の方針を決めるよう通達を出しています。
警視庁は今回の相談内容を確かめ、対応が適切だったかどうか検証することにしています。

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