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最終更新:2013年10月9日(水) 12時24分

殺害された女子高生、女優も進学も夢半ば

 殺害された鈴木沙彩さん(18)は小学生の頃から芸能活動を始め、女優を目指していました。最近では映画やドラマにも出演していましたが、道半ばで夢を絶たれてしまいました。

 「みやま先生が帰ってくるまでレッスンは休みます」(映画「冷たい部屋」に出演した鈴木沙彩さん)

 これは鈴木さんが出演し、3年前に公開された映画、「冷たい部屋」の1シーンです。関係者によりますと、鈴木さんは脚本家の倉本聰さんのめいの娘で、小学5年のときから芸能活動を始め、女優を目指していました。月2回程度、演技のレッスンを受けていたといいます。先月5日のブログには宣伝用の撮影をした際の写真を載せていました。

 「しっかりしている子で、将来、海外で(仕事したい)という話もしていて、そのために英語とか、いろいろな勉強もしていた、一生懸命。言葉にならない。本当に残念としか言いようがない」(以前所属していた芸能事務所のマネージャー)

 一方で、高校では勉強の成績も優秀で、進学を考えて受験勉強もしていたといいます。

 「勉強もできて、明るく英語が大好きで、ネイティブの先生からも、すばらしいと評価を受けていた」(通っていた高校の校長)

 事件を受けて、高校は9日、休校していて、夜には緊急の保護者会を開くことにしています。

 「生徒が事件に巻き込まれたので2日間は休みだと」(同じ高校に通う生徒の保護者)

 才能に恵まれ、女優を目指す一方で、進学も志していた鈴木さん。18歳という若さで、その夢は突然、絶たれてしまいました。(09日11:20)

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