宇多田ヒカル　藤圭子さん死去後初の肉声「心配無用です」

宇多田ヒカル Photo By スポニチ

シンガー・ソングライターの宇多田ヒカル（３０）がパーソナリティーを務めるＩｎｔｅｒＦＭ「ＫＵＭＡ　ＰＯＷＥＲ　ＨＯＵＲ　ｗｉｔｈ　Ｕｔａｄａ　Ｈｉｋａｒｕ」（毎月第３火曜後１０・００）が１５日に放送された。８月２２日に母で歌手の藤圭子さん（享年６２）を亡くしてから初の肉声となった。

　宇多田はオープニングで「こんなにオープニングで何を言ったらいいかわからなくて、何度も録り直すというのは第一回目の放送以来なんですけど」とコメントに悩んだことを吐露。「ご心配ご迷惑もおかけしたと思いますが、わたしはもう大丈夫なので心配無用です」と気丈に語った。

　同番組の９月放送分は休止となり、代わりに写真家の都築響一氏がパーソナリティを務める「Ｒｏａｄｓｉｄｅ Ｒａｄｉｏ」の藤圭子特集を再放送。宇多田は「まさか演歌にくくられる母の特集がＩｎｔｅｒＦＭで流れるとは思っても見なかったので、母も面白がってくれたんじゃないかと思います」と感謝を口にした。

　宇多田は１４日未明、ツイッターで「オープニングトークで何を言ったらいいのかわからなさ過ぎて脳みそ爆発しそう」「もう全然大丈夫だと思ってたのにオープニングトークでいろいろ謝ったりありがとうと言ったりして、この二カ月を振り返ってしまうと泣いてしもて全然収録進まない。どうすっぺ」などまだ悲しみが癒えず、収録に苦心していることを明かしていた。