口調間違っている等々があったら。
ご報告お願いします。
あまり辛い批判は控えめでお願いします
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幼少期 1話 プロローグ『出会い』
side紫
「ハァハァ!いや!」
「■■■■■ーー!!」
形容し難き声を上げながら。
蜘蛛とも百足ともいえない何かが追ってくる
本能的にいっている。『こいつはヤバい。捕まったら死ぬ』
やだ!私は死にたくない!
その時、足元の木の根に気が付がつかず
転んでしまった
「■■ーー!■▲■●ーー!」
「やめて来ないでいや!」
私はここで死ぬのかな?
あぁもっと色々な事がしたかったな
食われそうになった瞬間
「ふむ。死ね」
「っーー!!!■■■■ーー!!!」
「っ!?」
私を食べようとしていた何かが煙の様に消えた
「大丈夫か?」
「…………はっはい!」
「ふむ。私と同じ能力か」
「え!?」
「紫。ついてきなさい」
「どうして私の名を?」
「ついたら説明する」
私を助けた女の人は、どんどん歩いていく
何故かついていかなければならない気がした
「えっとあなたの名前は何というのですか?」
私は、勇気を振り絞って言う。
「そういえば言ってなかったね。私は水無月だ」
水無月さん。
不思議な響きがした
どこか懐かしい。そんな感じがした
「さてこの小屋だよ」
一言で言うのなら質素という言葉が合う家だった
「ふむ。君の能力は『境界を操る程度の能力』で合ってるよね」
「どうしてそれを?」
「いっただろ。同じ能力だって」
「そう……ですか」
「君はまだこの能力を扱いきれてない。そうだね?」
「はい」
「…………鍛えてあげようか?」
水無月さんは、暫く考えた後。全く予想していなかったことを提案してきた。
「どうして見ず知らずの私に?」
「こう見えて結構お人好しなのさ」
この人に私の夢を言ったらどうなるだろうか?
妖怪の私には、あまりにも馬鹿馬鹿しい夢
『人と妖怪の共存』
この夢を、いったときの反応は皆それぞれだった
「ハッハッハッこれは面白い無理無理」
「馬鹿じゃねぇのかハッハッ」
この夢はダメなのだろうか?
そんなこと叶わないか?
「なんだ悲惨な顔して」
「私の夢を聞いてください」
「ふむ。良いよ 」
どうして私もんなしよく知らない人に教えようと思ったのだろうか。
私の夢を話す
人と妖怪の共存
果たして…………彼女は笑った
「良いじゃないか。長い道のりだけど紫なら出来そうだ」
嘲笑う笑いではなく
軽蔑の笑いでもない
水無月さんは、微笑んで応援してくれた。
頬に涙が伝う。今まで溜め込んでいたものが吐き出された。
「うっうっ私」
「辛かっただろ」
「うわーーーーん!!」
side水無月
紫は泣き疲れて寝てしまった。
家についた時は少し不安げだったが
夢を語ってくれた
『人と妖怪の共存』………か
精一杯応援してやろう
まぁその前に能力の制御が先だな。
『境界を操る程度の能力』は、使い方次第で、とても使える能力だ。
恐らく夢の実現に役に立つ筈だ
side紫
いつの間に寝てしまったようだ。
水無月さんの膝の上で…………ん?
ひひ膝の上!?膝枕!?
「ごめんなさい!」
「あぁ良いって」
あああ恥ずかしい
「顔真っ赤だよ」
「えっとですね!あの膝枕が恥ずかしかった訳じゃなくてですね! 」
「そっか」(←紫の失言は空気を読んでスルー)
もう隙間に入りたい
「さてじゃあ能力の説明をしておくよ」
「あっ!?はい」
境界を操る程度の能力
水無月さんは、この能力はとても強力だといっていた
使い方次第で、あらゆる物の境界を弄れる
考えていること、感情、水面、地平線、自分の存在でさえも
「移動と感情ぐらいだと思ってました」
「まぁまだ沢山あるけどね」
このままいても悪いので帰ろうと思う
「大丈夫だよ居ても」
「いいんですか?」
「うん。稽古つけてあげるし」
「ありがとうございます!」
こんなに信用したのは初めてかもしれない
水無月さんか
「あとちなみに私男ね」
「へぇー男なんですか…………えーー!!!」
紫はまだ幼いので口調が胡散臭くありません。
暫くこれが続きます。
暫くこれが続きます。