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中医協総会「地域病院が幅広い役割を」10月9日 16時54分
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中医協=中央社会保険医療協議会の総会が開かれ、来年度の診療報酬の改定では、大病院への外来患者の集中を改善するため、地域の中小病院や診療所が、患者の治療だけでなく、薬の管理や健康相談など、幅広い役割を担う方向で検討していくことを確認しました。
総会では、来年度の診療報酬の改定に向けて、大病院、中小病院、それに診療所が、それぞれどのような役割を果たすべきかを巡って意見が交わされました。
この中では、大病院の医師の負担を軽減するためには、外来患者が大病院に過度に集中している現状を改善する必要があり、地域の中小病院や診療所の役割が重要になるという認識で一致しました。
そのうえで、総会では、厚生労働省が、中小病院や診療所の医師について、慢性的な病気をもつ患者の継続的な治療だけでなく、服用している薬の管理、健康相談、それに、在宅医療の提供など、幅広い役割を担うことが期待されるという考え方を示しました。
出席した委員からは基本的な方向性に異論は出されず、今後、具体的な検討を進めていくことを確認しました。
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