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IAEAとモニタリングなどで協力へ
10月9日 19時18分

茂木経済産業大臣は、IAEA=国際原子力機関の天野事務局長と会談し、東京電力福島第一原子力発電所の汚染水問題について、国際社会の懸念を払拭するため、放射性物質の値を調べるモニタリングなどで協力していくことになりました。

茂木経済産業大臣は、9日午後、来日中のIAEA=国際原子力機関の天野之弥事務局長と会談しました。
この中で、茂木大臣は、福島第一原発の汚染水問題について「信頼性の高いモニタリングと、国際社会への迅速で正確な情報発信は極めて重要だ。IAEAには、この分野で協力をお願いしたい」と述べて、汚染水問題の対応で国際社会の信頼を得るため、日本と共同で放射性物質の値の調査を行うなどの協力を求めました。
これに対して、天野事務局長は、福島第一原発は全体としてはおおむね安定した状態だとの認識を示したうえで、「特に汚染水の問題など引き続き影響はあるので、日本側と協力しながらIAEAとしても取り組んでいきたい」と述べ、モニタリングなどに協力する考えを示しました。

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